2024.11.22
『FIBA アジアカップ2025予選 Window2』のバスケットボール男子日本代表戦が11月24日に行われる。
男子日本代表(FIBAランキング21位)の対戦相手は男子グアム代表(同80位)。試合はグアム大学で日本時間14時00分ティップオフ予定だ。
現在、日本代表が戦っているのは、来年秋に開催される「FIBAアジアカップ2025」の本大会出場権を争うもの。予選では24チームを6グループに組分けし、日本代表は中国代表(同30位)、グアム代表(同80位)、モンゴル代表(同108位)と同じグループCに入った。
ホーム&アウェーで全6試合を戦い、各組の上位2チームにアジアカップ本大会の出場権と、「FIBAバスケットボールワールドカップ20271次予選」への出場権が与えられる。“五輪での勝利”を目標としている日本代表にとっては、ワールドカップ、さらにその先にあるロサンゼルス2028オリンピックへとつながる大事な戦いでもある。
日本代表は、2024年2月に行われた「FIBAアジアカップ2025予選Window1」にて、グアム代表と中国代表にホームで2連勝し、今月21日にはモンゴル代表にも勝利。24日のグアム代表戦で勝利すれば、『FIBAアジアカップ2025』本大会の出場が決まる。
2024年10月に続投が決まったトム・ホーバスヘッドコーチ(HC)は、今回の代表活動において新戦力の発掘もテーマの一つに掲げており、各選手のアピールにも期待したいところ。勝利だけではない収穫も手に帰国したい。
●FIBAアジアカップ2025予選Window2 日本vsグアム
・日時:2024年11月24日(日)14:00ティップオフ
・対戦:男子日本代表 vs 男子グアム代表
・放送/配信:BS朝日で生放送、AbemaとDAZNにてライブ配信
バスケットボール男子日本代表は、10月25日付でトム・ホーバスHCとの契約継続を発表。4年後のロサンゼルス2028オリンピックを見据えて再始動した。
11月11日から味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都)で始まった合宿には、パリ五輪メンバーの国内組8名を含む23名を招集していたものの、渡邊雄太(千葉ジェッツ)、岡田侑大(京都ハンナリーズ)、小酒部泰暉、テーブス海(ともにアルバルク東京)、赤穂雷太(秋田ノーザンハピネッツ)の5名がコンディション不良のため辞退。山口颯斗(長崎ヴェルカ)と西田優大(シーホース三河)が追加招集された。
首脳陣が想定していたであろうメンバー構成からは変更を余儀なくされたが、ホーバス体制下で初招集となったアレックス・カーク(琉球ゴールデンキングス)、山崎稜(広島ドラゴンフライズ)を始め、ルーキーの脇真大(琉球ゴールデンキングス)、チーム最年少18歳の渡邉伶音(福岡大学附属大濠高校)ら、楽しみな新戦力も多数。今回の代表活動には海外組が参加できないため、河村勇輝(NBAメンフィス・グリズリーズ)が抜けた司令塔のポジションを誰が務めるのかも注目ポイントになりそうだ。
なお、今回の活動で日本代表のキャプテンを務めるのは、「このウィンドウで最後のつもり」と“代表引退”の意向を表明していた比江島慎(宇都宮ブレックス)。次世代へのバトンタッチが目前に迫っていることを示唆したが、「自分の悔いが残らないように、オリンピックは不完全燃焼だったので、そこを払拭できるようなプレーができれば」と、目の前の試合には集中。特別な思いを胸に抱くベテランの一挙手一投足からも目が離せない。
● 男子日本代表のメンバー候補20名
比江島慎(SG/191センチ/34歳/宇都宮ブレックス)
アレックス・カーク(C/211センチ/33歳/琉球ゴールデンキングス)
山崎稜(SG/183センチ/32歳/広島ドラゴンフライズ)
富樫勇樹(PG/167センチ/31歳/千葉ジェッツ)
ジョシュ・ホーキンソン(C・PF/208センチ/29歳/サンロッカーズ渋谷)
馬場雄大(SF/196センチ/29歳/長崎ヴェルカ)
佐々木隆成(PG/180センチ/28歳/三遠ネオフェニックス)
牧隼利(SG/188センチ/26歳/大阪エヴェッサ)
大浦颯太(PG/182センチ/26歳/三遠ネオフェニックス)
吉井裕鷹(SF/196センチ/26歳/三遠ネオフェニックス)
川真田紘也(C/204センチ/26歳/長崎ヴェルカ)
山口颯斗(SF/195センチ/26歳/長崎ヴェルカ)
渡邉飛勇(C/207センチ/25歳/信州ブレイブウォリアーズ)
西田優大(SG/190センチ/25歳/シーホース三河)
井上宗一郎(PF/201センチ/25歳/越谷アルファーズ)
角田太輝(SG/182センチ/25歳/佐賀バルーナーズ)
中村拓人(PG/184センチ/23歳/広島ドラゴンフライズ)
市川真人(C/206センチ/23歳/広島ドラゴンフライズ)
脇真大(SG/193センチ/22歳/琉球ゴールデンキングス)
渡邉伶音(C/204センチ/18歳/福岡大学附属大濠高校)
21日に行われたモンゴル代表(同108位)戦では、西田がチーム最多21得点12リバウンドのダブルダブル、比江島が18得点3アシスト3スティール、カークが17得点8リバウンド5アシスト4ブロックと活躍。佐々木も9分55秒のプレータイムで7得点7アシストと存在感を示した。
直前合宿の参加名簿に名を連ねていた選手の中では、2試合ともに欠場することを発表している馬場雄大を含め、ジョシュ・ホーキンソン、牧隼利、渡邉飛勇、角田太輝、市川真人、脇真大、渡邉伶音がモンゴル戦でロスター外となっており、グアム代表戦では彼らの活躍にも期待がかかる。
11月24日(日)に開催される『FIBA アジアカップ2025予選 Window2』男子日本代表vs男子グアム代表は、BS朝日で生放送されるほか、インターネット映像配信サービスの『DAZN』と『Abema』でライブ配信される。
当日は14時00分から放送・配信がスタート。
【FIBA アジアカップ2025予選 Window2】
・日時:2024年11月24日(日)14:00ティップオフ
・対戦:男子日本代表 vs 男子グアム代表
・放送/配信:BS朝日で生放送、DAZNとAbemaにてライブ配信
● BS朝日
・番組開始:11月21日(木)19時00分~
・キャスト
<実況>柳下圭佑
<解説>網野友雄
● DAZN
・番組開始:11月24日(日)14時05分~
・キャスト
<実況>南隼人
<解説>井口基史
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