2016.12.17

調子上向きの横浜はパーマーの貢献度が上昇、仙台はネパウエのサイズを活かしたい

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 厳しい戦いが予想されたシーホース三河戦、横浜ビー・コルセアーズは意地を見せた。初戦は終了間際に逆転したものの、直後に再逆転を許す惜しい敗戦。翌日は第1クォーターに奪ったリードを第3クォーターで広げ、16点差で快勝した。やはり、得点源の4人がバランス良く得点を重ねると横浜はリズムに乗る。

 その試合の最多得点はジェフリー・パーマーの20。23試合中、1ケタ得点に終わった4試合のうち3試合が開幕から6試合目までに集中し、その後は17試合中16試合で2ケタ。現在13点台の平均得点は、今後上昇が予想される。

 今節、その横浜のホームに乗りこむのは仙台89ERS。連敗は12まで伸びたが、前節1戦目は今季最多の88得点を挙げて4点差、翌日は最後の最後でかわされて1点差と、連敗脱出まであと一歩という印象だ。

 今後キーマンになりそうなのが、前節2戦計34得点20リバウンドのチリジ・ネパウエ。1試合平均11得点弱と、どちらかと言えばディフェンシブなプレースタイルだが、208センチの高さだけでなく122キロと幅もある。そのサイズを活かしきることができれば、前節のようにオフェンス面でも貢献度が高まるはずだ。

文=吉川哲彦

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