2017.09.02

SR渋谷の長谷川智也、“新たな武器”を手に新天地での活躍を誓う

三河から加入したSR渋谷の新戦力、長谷川 [写真]=山口剛生
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 サンロッカーズ渋谷はBリーグ2シーズン目を迎えるにあたり、長谷川智也(元シーホース三河)、菊池真人(元仙台89ERS)、山内盛久(元琉球ゴールデンキングス)、ジョシュ・ハレルソン(元大阪エヴェッサ)、ブランデン・ドーソン(元ハポエル・テルアビブ/イスラエル1部)の計5選手を新戦力として獲得した。

 その中で長谷川は、9月1日に船橋アリーナで行われたアルバルク東京とのB.LEAGUE KANTO EARLY CUP 2017の1回戦で唯一の先発出場。さらに新加入ながら、チーム最長の約30分間コートに立った。今季初の“渋谷ダービー”は67-88と大敗を喫したが、「黄色のグッズを身につけている人がたくさんいたので、プレーしていて気持ち良かった。自分自身も新たなチャレンジで、気持ちが入っていた」と振り返った。

 三河でプレーした昨季は、シックスマンとして試合の流れを変えることが多かったシューティングガードの長谷川。「スタメンは花形(ポジション)なのでうれしいことです」と話しながらも、「もう少しシュートを増やさなければいけないし、ディフェンスでもチームを鼓舞しなければいけない」と責任感を口にした。

 その上で今季は、得意のアウトサイドシュートに加え、“新たな武器”をマスターしている。「コーチ陣から、『外のシュートは警戒されるからドライブをもっともっと練習しておけ』と言われた。『(相手にもっと)体をぶつけて強引にいけ』とも言われている。最初はあまりできなかったが、喝を入れられて変わった。まだまだ練習中ですけど」。A東京戦でもゴール下まで切りこみ、9得点中4得点をインサイドからマークした。

 SR渋谷は今季、レバンガ北海道、栃木ブレックス、千葉ジェッツふなばし、A東京、川崎ブレイブサンダースが所属する激戦区、東地区を戦う。28歳の新戦力は「苦しい時にもっとコミュニケーションを取りたい。また、ディフェンスでエナジーを出し、『渋谷のエナジーはすごい』と印象を与えられるようにやっていきたい」と意欲を示した。

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