2018.04.13

島根スサノオマジックがシーホース三河と初対決、残留POに向けて自信をつかめるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 第26節第2戦にリーグ記録を更新する17連勝を達成したシーホース三河の勢いは千葉ジェッツに止められた。得点力1位と2位の激突らしく2戦ともハイスコアな展開だったが、1戦目は後半に得点が伸びず96失点の敗戦。2戦目は最後までオフェンスが機能し続け、102得点で千葉をねじ伏せた。アイザック・バッツが16得点17リバウンド、桜木ジェイアールが26得点12アシストをマーク。そして、松井啓十郎が2戦とも2ケタ得点を挙げたことは、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」に向けて大きな収穫だった。

 リーグ全体の首位を守っている三河に挑むのは、リーグ全体の最下位に沈む島根スサノオマジック大阪エヴェッサ戦は1戦目の最終盤に集中力が切れて9点差で敗れると、2戦目も流れをつかめず7点差の黒星を喫した。特に2戦目は62失点とディフェンスで踏ん張っただけに、3ポイントの低調とフリースローの本数の少なさが悔やまれる。

 ただ、ここにきて佐藤公威相馬卓弥ジーノ・ポマーレの得点力は安定してきている。「B1 残留プレーオフ 2017-18」出場は決まってしまったが、初対決の三河戦でB1残留を勝ち取る自信を得たいところ。岡本飛竜後藤翔平小阪彰久ら若手のがむしゃらな姿に期待したい。

文=吉川哲彦

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