2019.01.30

好調維持する三遠ネオフェニックス、相手外国籍選手2人への対策がポイント

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

三遠ネオフェニックスvs富山グラウジーズ(@豊橋市総合体育館)
1月30日19時5分

 三遠ネオフェニックスが後半戦の台風の目になりそうな勢いだ。前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦、1戦目は6人が2ケタ得点を記録。第2クォーターと第4クォーターは30得点を超え、怒とうの106得点で快勝した。2戦目は第4クォーターにオフェンスがトーンダウンしたものの、ディフェンスで69失点と名古屋Dを抑えこんで危なげなく勝利。この連勝で、1月に入ってからは5勝1敗。12月までは71.7点だった1試合平均得点が1月の6試合は89.0点と、好調の要因はオフェンスだ。中でも、6試合中4試合で得点を2ケタに乗せている太田敦也の活躍は目を見張るものがある。

 対するは富山グラウジーズ。前節の千葉ジェッツ戦は力及ばず連敗に終わった。1戦目は第3クォーター途中で退場となった宇都直輝に代わって阿部友和が21得点と奮起し、第4クォーターも追いすがったが7点差で苦杯。宇都を出場停止で欠いた2戦目も食い下がったものの、最後は引き離されて18点差がついた。今季初の4連敗で、勝率で並んだシーホース三河と順位が入れ替わり、中地区4位に降下。今節も敗れると、第11節以来の“貯金”ゼロとなる。

 第15節の直接対決では三遠がホームで4点差、5点差といずれも惜しい星を落としている。勝てば2勝差に縮まるということもあり、今節こそはホームで意地を見せなければならない。その中で、前節1戦目は太田以外にも日本人選手の2ケタ得点が3人いたのは良い傾向。最近得点が伸び悩んでいる田渡修人も、2戦目では9得点と復調の兆しを見せた。チームとして3ポイントの精度も上がっており、この調子を維持したい。

 好調なオフェンスと対照的に、ディフェンスは前節1戦目に86失点を喫し、その前の2試合はいずれも90点台の失点。勢いを加速させるためにもディフェンス向上は不可欠だ。ポイントはやはり、前回の対戦で2戦合計92得点を許した外国籍選手2人への対策だろう。

文=吉川哲彦

■ロースター
・三遠(ヘッドコーチ:藤田弘輝)
ジョシュ・チルドレス
寺園脩斗
川嶋勇人
長谷川智伸
渡邊翔太
太田敦也
岡田慎吾
ダシルバヒサシ
鈴木達也
菅野翔太
ウィリアム・マクドナルド
田渡修人

・富山(ヘッドコーチ:ドナルド・ベック)
レオ・ライオンズ
船生誠也
阿部友和
山田大治
水戸健史
宇都直輝
比留木謙司
大塚裕土
葛原大智
青野文彦
ジョシュア・スミス
前田悟
松山駿

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