2019.01.26

爆発的なオフェンス力を誇る名古屋ダイヤモンドドルフィンズに対抗するのは、通算1000得点間近のチルドレス

バスケットボールキング編集部

名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs三遠ネオフェニックス(@ドルフィンズアリーナ)
第1戦:1月26日16時5分、第2戦:1月27日15時5分

「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」、「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2019」を挟んで、Bリーグ2018-19シーズンは後半戦に突入。チャンピオンシップ進出を巡る戦いもさらに熱を帯びてくるだろう。今節名古屋ダイヤモンドドルフィンズはホームに三遠ネオフェニックスを招いて対戦。同じ愛知県にホームアリーナを持つクラブ同士の負けられない“愛知ダービー”が開催されるのだ。今シーズンは初の対戦となる。

 名古屋Dにとって痛いのは、チームの柱でもあるジャスティン・バーレルがインジャリーリストに登録されたことだ。名古屋Dは千葉ジェッツ琉球ゴールデンキングスでプレーしていたヒルトン・アームストロングと契約を結んだが、今節はまだプレーはできない。とはいえ、マーキース・カミングスクレイグ・ブラッキンズは健在。現在、1試合の平均得点がリーグ3位のオフェンス力を活かして、相手のディフェンスを粉砕したい。

 三遠で注目したいのはジョシュ・チルドレスだ。Bリーグ通算999点とあと1点で1000点に達するチルドレスは、ここ5試合で平均22.8得点をゲット。三遠のオフェンスの中心として、得意の走力を活かしたプレーで名古屋Dの外国籍勢に対抗したい。

 また、この対戦で注目したいのは名古屋Dの張本天傑と三遠の太田敦也という日本代表対決だ。今年、中国で開催されるFIBAワールドカップ出場に向けて日本代表の熱い戦いが続いているが、ともに今の代表にはなくてはならない存在。海外のプレーヤーと対峙する代表戦においても身長197センチの張本と206センチの太田は貴重な存在だ。代表ではベンチからのスタートとなるが、体を張ったディフェンスやリバウンドでチームへの貢献度は高いと言えるだろう。

 名古屋Dはここに来て千葉、琉球、栃木ブレックスと各地区で上位に位置するクラブに連敗を喫しているだけに、後半戦最初のホームゲームで連勝して勢いを取り戻したいところ。対するハードなディフェンスで主導権を握りたい三遠は名古屋Dの強力なオフェンスにどう対抗するかが注目だ。

文=入江美紀雄

■ロースター
・名古屋D(ヘッドコーチ:梶山信吾)
中務敏宏
笹山貴哉
張本天傑
安藤周人
中東泰斗
ジャスティン・バーレル(インジュアリーリスト)
クレイグ・ブラッキンズ
満田丈太郎
小林遥太
菊池真人
笠井康平
マーキース・カミングス
ヒルトン・アームストロング

・三遠(ヘッドコーチ:藤田弘輝)
ジョシュ・チルドレス
寺園脩斗
川嶋勇人
長谷川智伸
渡邊翔太
太田敦也
岡田慎吾
ダシルバヒサシ
鈴木達也
菅野翔太
ウィリアム・マクドナルド
田渡修人

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