2019.01.30

1勝1敗で迎える“第3戦”…アルバルク東京はホーム3連勝、レバンガ北海道は待望の今年初勝利なるか

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アルバルク東京vsレバンガ北海道(@アリーナ立川立飛)
1月30日19時5分

 1カ月ぶりにアリーナ立川立飛に帰ってきたアルバルク東京は前節、大阪エヴェッサとの今シーズン最初で最後の対戦を連勝で終えた。第1戦は相手の外国籍選手に手を焼き、前半終了時点で36-45とされたものの、後半はディフェンスのギアを上げて逆転勝利。馬場雄大の19得点も光った。第2戦では、ジャワッド・ウィリアムズがA東京加入後最多となる約36分間に出場して計31得点の大暴れ。要所で得点をマークし、追いすがる大阪を振りきった。また、初戦で苦しめられたジョシュ・ハレルソントレバー・ムバクウェを計13点に抑えこむ修正力も見せつけた。

 今節、ホーム3連勝を懸けて迎えるのはレバンガ北海道。その北海道は現在東地区最下位、6連敗中と元気がない。ホームで京都ハンナリーズと対戦した第21節では、2戦ともに第1クォーターで背負った11点ビハインドを最後まで跳ね返せず敗戦。エースのマーク・トラソリーニが2019年初出場を果たしたが、第2戦では5得点にとどまるなど、未だトンネルを抜けだせない状況だ。

 A東京と北海道は、2018年最終戦の第17節で相まみえた以来の対戦。北海きたえーるで行われた同節は、1勝1敗の痛み分けで終わっている。A東京は前節コンディション不良で欠場した竹内譲次、第2戦の終盤に負傷退場した小島元基の回復具合が気になるところだが、地区上位に位置する栃木ブレックスと千葉ジェッツとの差を詰めるためにもホームでの取りこぼしは許されない。北海道の強力なインサイド陣を自由にさせないためには、パスを配給するガード陣に強いプレッシャーをかける必要がある。安藤誓哉と小島に加え、リーグ戦9試合出場がない齋藤拓実の働きがカギになるだろう。

 1月のラストマッチで今年年初勝利を手にしたい北海道は、前回A東京から勝利した試合で13得点を記録した折茂武彦、驚異の13アシストで攻撃を操った松島良豪の活躍に再び期待がかかる。勝ちがない直近6試合は、第1クォーターをリードで終えていないというデータもあるだけに、まずは出だしの10分間に集中したい。

■ロースター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
齋藤拓実
安藤誓哉
馬場雄大
正中岳城
ザック・バランスキー
菊地祥平
竹内譲次
田中大貴
ジャワッド・ウィリアムズ
ミルコ・ビエリツァ
アレックス・カーク
シェーファーアヴィ幸樹
平岩玄

・北海道(ヘッドコーチ:内海知秀)
溝口秀人
関野剛平
山本柊輔
多嶋朝飛
折茂武彦
市岡ショーン
桜井良太
デイビッド・ドブラス
マーク・トラソリーニ
川邉亮平
野口大介
松島良豪
バイロン・ミュレンズ

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