2019.06.04

栃木ブレックスがU18チーム創設を発表、鎌田社長「ユースチームを象徴する存在に」

U15チームに加えU18チーム創設を発表した栃木 [写真]=B.LEAGUE
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 栃木ブレックスは6月3日、栃木ブレックスU18の創設を発表した。

 対象は高校生男子で、チームの定員は約20名。BREXバスケットボールコート、ブレックスアリーナ宇都宮、清原体育館、清原工業団地管理センターなどを使用し、週5回活動予定となっている。

 指揮官は荒井尚光ヘッドコーチが務め、今夏に説明会やトライアウトを実施予定だという。クラブは公式HPをとおして「未来の日本代表・栃木ブレックス選手の輩出・国体栃木県代表の強化・県内のバスケットボールの更なる強化・育成を目的として、活動いたします」と発表した。

 また、鎌田代表取締役社長は「B.LEAGUE のクラブライセンスで定められたU18の高校生世代のユースチームを創設し、中高一貫の強化体制が整うことで、栃木県のバスケットボールの強化はもちろんのこと、『BREX MENTALITY』を持った生え抜きのトップチーム・日本代表選手の輩出に向け、更に加速していきたいと思います。また、日本国内のみならず海外挑戦する世界基準の選手の輩出も目標の1つです。B.LEAGUEのユースチームを象徴する存在になるように栃木県バスケットボール協会様と連携を取りながら『BREX WAY』を貫き、アンダーカテゴリー世代の強化を今後も進めていきます」とコメントし、栃木県バスケットボール協会の阿部泰紀会長は次のように話した。

栃木ブレックスが中学生世代のU15チームに続き、高校生世代のU18チームを創設することで一貫での強化育成の環境が整い、更なる栃木県の強化を加速するこの取り組みに非常に期待しております。目前に迫る2022年の栃木国体に向けての強化施策にも大きく貢献してくれることでしょう。また、特別指定選手制度を活かし、ユースチーム育ちの高校生がトップチームにコールアップされ、コートで活躍する日が来ることも願っております。そして、何よりトップチームを筆頭に栃木のみならず日本国内を常にリードし続ける存在であってほしいです。このブレックスの挑戦が成功するよう 栃木県バスケットボール協会としても可能な限りサポートをしていきたいと思います」

 なお、栃木U18に所属した場合、他の部活動やクラブチームなど複数のチームへの所属など、二重登録は不可となっている。

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