2021.03.30

「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2021」は名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15が初優勝!

初優勝を決めて喜ぶ名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15の選手たち[写真]=伊藤 大允
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 3月30日、「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2021」の最終日となり、準決勝、順位決定戦、決勝が行われた。

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15と秋田ノーザンハピネッツU15との顔合わせとなった決勝、試合は僅かに名古屋U15が先行し進んでいく。

 タイトなディフェンスから攻撃につなげる名古屋U15は、永里叶多、玉井心らを中心に得点。一方の秋田U15は、体の強さがある佐藤晴、小川瑛次郎らが奮闘。第3クォーター終盤には名古屋U15を捉えた。

 シーソーゲームとなった第4クォーター、残り5分を切って秋田U15が逆転に成功する。しかし、終盤までもつれた試合に終止符を打ったのは、名古屋U15。残り4.3秒で永里がフリースローを沈めると、秋田U15の攻撃も守り切り、58-57で勝利した。

 初優勝となった名古屋U15。指揮を執る末広朋也ヘッドコーチは、「今回は『やり切る』をテーマにしていました。最終的に3年生を中心にやり切れたので満足しています」とコメント。

 ディフェンスからのファストブレイクをチームの柱としている名古屋U15。末広ヘッドコーチは、優勝してチームにもたらすものはと問われ、「クラブとしては当たり前のレベルが上がったと思います。(日頃)やっている練習や先輩たちが取り組んでいることが結果に出るということは、後輩たちのこれからの練習にもプラスになりますし、ファイナルを戦ったことが選手にとっても今後の財産になると思います」とも語った。