23時間前

九州覇者の精華女子がウインターカップ初戦突破…3回戦は後藤音羽を擁する浜松開誠館と対戦

11得点7リバウンド6アシストを記録した精華女子の中釜光来[写真]=SoftBank ウインターカップ2024
バスケ情報専門サイト

 12月24日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』の女子2回戦が東京体育館で行われ、精華女子高校(福岡県)が倉敷翠松高校(岡山県)を下し、3回戦進出を決めた。

 2回戦から登場した九州チャンピオンの精華女子は、試合序盤から攻守に倉敷翠松を圧倒。身長189センチのアキンデーレ タイウォ イダヤットがペイント内で存在感を示し、第1クォーターだけで28-7と大量リードを奪うと、第2クォーターにはベンチスタートだった米森奈々心らが加点。

 前半は要所で3ポイントが効果的に決まっていた中、27点リードの46-19で迎えた第3クォーターは、フリースローと2ポイントで着実にスコアを伸ばし、最終第4クォーターも危なげない試合運び。最終スコア83-56で初戦を突破した。

 精華女子は、20得点19リバウンドでダブルダブルを記録したイダヤットを筆頭に、米森、中釜光来、下川蒼乃、宮﨑陽向の計5選手が2桁得点をマーク。U17女子日本代表にも選出されていた清藤優衣は、15分11秒の出場で5得点2リバウンド1スティール。第2クォーター途中に交代し、後半はプレータイムがなかった。

 勝利した精華女子は、明日25日9時から東京体育館で行われる3回戦で、世代屈指のスコアラーと称される後藤音羽を擁する浜松開誠館高校(静岡県)と対戦することが決定。U17女子日本代表として国際大会を経験した選手が、ウインターカップのコートで再会することになった。

■試合結果
<東京体育館 Oricoコート>
倉敷翠松 56-83 精華女子
倉敷翠松| 7|12|15|22|=56
精華女子|28|18|14|23|=83

国内の関連記事