2025.03.29

【3月29日のB1結果】三遠敗戦もCS出場決定…東地区は千葉J浮上、三河&群馬がWC圏内に

京都戦で存在感を示した三遠の佐々木隆成[写真]=B.LEAGUE
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 3月29日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第28節GAME1が行われ、中地区首位の三遠ネオフェニックスB1一番乗りで「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」への出場を決めた。

 熾烈な2位争いが繰り広げられている東地区では、3位・千葉ジェッツがホームで川崎ブレイブサンダースを90-84で下し3連勝。ジョン・ムーニーが19得点10リバウンドのダブルダブルでけん引し、前節に負傷交代していた富樫勇樹も2桁10得点の活躍を見せた。

 一方、千葉Jから追いかけられる立場の群馬クレインサンダーズは、敵地で琉球ゴールデンキングスに68-87で完敗。主力のトレイ・ジョーンズがコンディション不良で不在のなか、古巣対決となったコー・フリッピン、日本代表でもある細川一輝らが2桁得点を挙げたが、西地区首位の厚い壁に弾き返された。この結果、直接対戦成績で上回る千葉Jが2位に浮上。群馬は東地区3位、ワイルドカード2位に“後退”することになった。

敵地に乗り込んだ群馬は痛い黒星[写真]=B.LEAGUE


 中地区では、B1最高勝率をマークしている三遠ネオフェニックスが、敵地で京都ハンナリーズとの打ち合いに敗れ今シーズン6敗目を喫した。佐々木隆成が22得点8アシスト、吉井裕鷹が19得点7リバウンド6アシスト3スティールと日本代表勢の活躍が光ったものの、3ポイント攻勢が当たった京都に3年ぶりの黒星。それでも、他会場で名古屋ダイヤモンドドルフィンズが敗れたため、三遠の2大会連続3度目となるCS出場が決まった。また、2位のアルバルク東京が敗れたため三遠の優勝マジックは8に減り、延長戦を制した3位・シーホース三河はA東京と1ゲーム差に詰め寄った。

 西地区は、首位の琉球と、4ゲーム差で追いかける2位の島根スサノオマジックが揃って勝利し、琉球の優勝マジックが一つ減って11に。三遠から白星をもぎとった京都は西地区3位、ワイルドカード出場圏内まで7ゲーム差の5位に浮上した。

 29日のB1試合結果一覧と同日終了時点での順位表は以下の通り。

■3月29日の試合結果

オーバータイムの末に広島に勝利した三河[写真]=B.LEAGUE


島根 78-73 大阪
千葉J 90-84 川崎
横浜BC 82-73 茨城
広島 80-87 三河
佐賀 69-82 SR渋谷
仙台 77-84 秋田
越谷 82-75 北海道
A東京 64-70 FE名古屋
名古屋D 80-93 滋賀
京都 97-94 三遠
長崎 70-83 宇都宮
琉球 87-68 群馬

■3月29日終了時点の順位表

<東地区>
1位 38勝8敗 宇都宮(優勝M8)
2位 31勝15敗 千葉J
3位 31勝15敗 群馬
4位 22勝24敗 秋田
5位 17勝29敗 北海道
6位 15勝31敗 越谷
7位 9勝37敗 茨城
8位 8勝38敗 仙台

<中地区>
1位 39勝6敗 三遠(優勝M8)
2位 33勝13敗 A東京
3位 31勝15敗 三河
4位 25勝21敗 名古屋D
5位 25勝21敗 SR渋谷
6位 21勝25敗 FE名古屋
7位 20勝26敗 横浜BC
8位 14勝32敗 川崎

<西地区>
1位 33勝13敗 琉球(優勝M11)
2位 29勝17敗 島根
3位 24勝22敗 京都
4位 23勝23敗 大阪
5位 22勝24敗 広島
6位 21勝25敗 長崎
7位 14勝32敗 佐賀
8位 6勝39敗 滋賀

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