2025.03.29

京都が3年ぶりに三遠撃破…3P当たり7選手2桁得点、最後は猛追振り切る

三遠撃破の京都をけん引したアンジェロ・カロイアロ[写真]=B.LEAGUE
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 3月29日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第28節GAME1が開催され、京都ハンナリーズがホームで三遠ネオフェニックスに勝利。中1日で挑む過密日程も最終盤までリードを守りきり、2021-22シーズン以来3年ぶりに三遠から白星をもぎ取った。

 前節の滋賀レイクス戦から中1日で試合に臨んだ京都は、立ち上がりから11-0のランで好スタートをきると、アンジェロ・カロイアロを中心に要所で3ポイントを決め、30-15のリードを奪取。ハイペースな第2クォーターにはジョーダン・ヒースが連続3ポイントを決める場面もあり、29-30と互角な打ち合いを演じた。

 第3クォーターも澁田伶音、古川孝敏、ヒースらベンチメンバーが躍動した京都は、13点差で最終クォーターへ。勝負の第4クォーターは、B1最高勝率をマークしている三遠の勢いに押されてターンオーバーが絡む失点もあり、残り2分をきったところで1ポゼッション差に詰め寄られた。それでも、最後は互いにフリースローを落とす場面もあったなか澁田がきっちりフリースローを2本揃えてリード拡大。三遠のヤンテ・メイテンが放ったラストショットが外れ、最終スコア97-94で京都に軍配が上がった。

 チーム全体で3ポイント成功率48.3パーセント(14/29本)を記録した京都は、カロイアロが21得点12リバウンド8アシスト3スティールで攻守にチームをけん引したほか、15得点5リバウンド2ブロックのヒース、13得点の岡田侑大古川孝敏も活躍。12得点の澁田、11得点の前田悟、10得点のチャールズ・ジャクソンも含む合計7選手が2桁得点をマークし、今シーズン24勝目(22敗)を挙げた。

 対する三遠は、佐々木隆成が10本中6本の3ポイントを決め22得点8アシスト、吉井裕鷹が19得点7リバウンド6アシスト3スティール2ブロック、メイテンが20得点5リバウンド2ブロック、デイビッド・ヌワバが15得点6リバウンド2ブロックを記録。最大17点差から猛追したが一歩及ばず、今シーズン6敗目(39勝)を喫した。

■試合結果
京都 97-94 三遠
京都|30|29|25|13|=97
三遠|15|30|26|23|=94

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