京都が6選手との契約継続を発表…チーム内得点王や元日本代表ガードなど残留

　5月9日、B1西地区の京都ハンナリーズは、一挙6選手と2025－26シーズンの選手契約継続に合意したと発表した。

　この日、来シーズンも京都の一員としてプレーすることが決まったのは、チャールズ・ジャクソン、川嶋勇人、ラシードファラーズ、アンジェロ・カロイアロ、ジョーダン・ヒース、古川孝敏。同日には司令塔の岡田侑大が退団することも発表された一方で、西地区3位のチームを支えた主力外国籍選手3名が、いずれもチームに残ることになった。

　カロイアロは今シーズン開幕前に大阪エヴェッサから移籍した35歳のフォワード。リーグ戦では全60試合に先発出場し、チームハイとなる17.5得点を挙げ、貴重な得点源を担った。

　また、在籍2年目のジャクソンは、今シーズン13.1得点、チームトップの8.8リバウンド1.2ブロックと攻守に奮闘。B1ブロック王に2度輝いた実績を持つヒースも、58試合出場で7.1得点5.5リバウンド1.1ブロックとインサイドで存在感を示した。

　日本代表に選出された実績を持つ古川は、惜しくも5年連続2桁得点には届かなかったものの、37歳となった今シーズンも9.8得点、3ポイント成功率35.0パーセントと要所で活躍。川嶋は来シーズン在籍2年目、ラシードは同3年目を迎えることになった。

　今回の発表に際して、各選手が寄せたコメントの全文は以下の通り。

■選手コメント

▼チャールズ・ジャクソン
「来シーズンも戻って来れてとてもうれしく、感謝しています。ここに来てから何も残せていないですが、ここは大好きでみなさんから暖かく受け入れてもらえていると感じています。ここを自分のホームと呼べることがうれしく、ファンやブースターのにまた会えて、皆さまの前でプレーをできることを楽しみにしています。 全てのサポートをありがとうございます。来シーズンもゴールに向かって共に登り続けましょう」

▼川嶋勇人
「皆さんこんにちは。今年も京都でバスケットボールが出来ることを幸せに思います。更なる高みへ共に登っていきましょう」

▼ラシード・ファラーズ
「みなさんこんにちは！2024-2025 シーズンもたくさんの応援、本当にありがとうございました。京都ハンナリーズで 3 年目となる 2025-26 シーズン。このチームでプレーできることに感謝して、これまで以上に強い覚悟と責任を持ってシーズンに挑みます。日々の積み重ねを大切にしながら、自分自身をさらに高めて、皆さんに成長した姿をお見せできるよう努力します。これからも一緒に戦ってください！引き続き、皆さまの熱い応援をよろしくお願いします！」

▼アンジェロ・カロイアロ
「家族一同、2025－26シーズンに京都に戻ってこられることを大変うれしく思っています。今シーズンはコート内外で素晴らしい経験をすることができ、クラブ、ファン、そして京都の街との絆をこれからも築いていくことを楽しみにしています。ファンの前でプレーできたことは本当にうれしかったですし、今年はたくさんの試合に勝てたことをうれしく思っています。来年の目標は、さらに多くの勝利を収め、ファンの皆さんにチームを誇りに思ってもらえるようにすることです」

▼ジョーダン・ヒース
「京都ハンナリーズに戻ることになりとても楽しみにしています。来シーズンが特別なシーズンになると思うので、京都のファンの皆さまやサポートしてくださる方々の前でプレーすることが待ちきれません。キャリアを通じてサポートしてくださっている全ての方々に感謝したいと思います。共に登りましょう！」

▼古川孝敏
「今までチームが積み重ねてきたものをより良く、さらに高みを目指し闘い続けるために全てを捧げていきたいと思います。皆さんのため、チームのために闘います。今シーズンもよろしくお願いします」