2026.11.04
サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマが、驚異的なパフォーマンスを支える徹底した身体管理について、チームメートや指揮官から称賛を集めている。
11月5日(現地時間4日、日付は以下同)、スパーズは本拠地フロストバンク・センターでダラス・マーベリックスと対戦し、112-111で勝利。ウェンバンヤマはキャリアハイの52得点24リバウンドに加え、8ブロックを記録する圧巻のパフォーマンスを披露し、チームを6連勝に導いた。
この試合でウェンバンヤマは、前半だけで29得点15リバウンド5ブロックを記録。1996-97シーズンに詳細なプレーバイプレーのデータ記録が始まって以降、前半だけで25得点10リバウンド5ブロック以上を達成した初の選手となった。
驚くべきことに、ウェンバンヤマはこの試合に万全のコンディションで臨んでいたわけではなかった。ウイルス性の体調不良に悩まされていたほか、第4クォーターには相手選手の足を踏んで足首をひねるアクシデントにも見舞われた。
それでも、ウェンバンヤマは一度ベンチに下がってストレッチを行うと、再びコートに戻ってプレーを続行。試合後には、体調について次のように明かしている。
「最近はずっと体調が良くなかったんだ。しばらく体調を崩していたけど、今日は脚の感覚が戻ってきた。だから、これからはもっと頻繁にこういうプレーができるはずだよ」
11月7日、地元紙『San Antonio Express-News』は、ウェンバンヤマの身体管理に対するチームメートや指揮官の評価を紹介。ディラン・ハーパーは、足首をひねりながらもプレーを続けたウェンバンヤマについて、驚きを隠さなかった。
「彼はスーパーマンだよ。足首をひねっても、すぐに立ち上がって何事もなかったかのように振る舞うんだ。あんな選手は見たことがない。でも、それは彼がどれだけ自分の身体を大切にして、可動域のトレーニングや治療に取り組んでいるかの証しなんだ。だからこそ、あんなことができるんだよ」
また、ミッチ・ジョンソンHC(ヘッドコーチ)も、ウェンバンヤマが毎年フィジカル面で成長を続けていることを評価。筋力やコンディショニング、シーズンを戦い抜くための準備など、さまざまな面で進歩していると語った。さらに、ケルドン・ジョンソンも、ウェンバンヤマの成功は才能だけによるものではないと強調している。
「ビクターは素晴らしい才能の持ち主だ。でも、今の彼があるのは日々の習慣と努力のおかげなんだ。彼のバスケットボールに対する献身的な姿勢は誰も否定できない。毎日誰よりも早くジムに来て、最後まで残っている。自分の身体を大切にしているし、高いレベルでプレーするために必要なことをすべてやっているんだ」
今シーズンも攻守両面で圧倒的な存在感を示しているウェンバンヤマ。その規格外のパフォーマンスを支えているのは、恵まれた身体能力だけでなく、日々の地道な努力と徹底した自己管理なのかもしれない。
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