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「自分の限界が見えた」ウェンバンヤマが昨季ファイナルを回顧…今季はMVPに意欲も

ウェンバンヤマが現地番組で昨季ファイナルを振り返った [写真] = Getty Images
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 11月2日(現地時間1日)、サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマが、米テレビ局『CBS』の報道番組『60 Minutes』に出演。インタビューでは、昨シーズンのNBAファイナルでニューヨーク・ニックスに敗れた経験や、グレッグ・ポポビッチ元HC(ヘッドコーチ)から学んだ教訓など、さまざまな話題に言及した。

 2025-26シーズン、ウェンバンヤマ率いるスパーズはウェスタン・カンファレンスを制覇し、2014年以来となるNBAファイナル進出を果たした。しかし、ニックスとのファイナルでは1勝4敗で敗退し、優勝を逃した。

 ファイナルでは、ウェンバンヤマがジェイレン・ブランソンと激しく接触する場面もあり、その振る舞いが物議を醸した。インタビュアーから、ファイナルで「悪役」として扱われたことをどう感じていたのか問われると、ウェンバンヤマは次のように回答した。

「気にならなかったよ。ファイナルの最中は、そういうことに注意を払っていなかったからね。どちらのチームの選手も、そんなことを気にしていなかったと思う」

 さらに、そうした激しいプレーが自身の新たな一面を示したのではないかと問われると、ウェンバンヤマは異なる見解を示した。

「むしろ、自分の限界が見えたんだと思う。コートではバスケットボールをしなければいけない。少なくとも勝ちたいのであれば、相手を叩きのめす必要なんてないんだ」

 勝利を追求するなかで、自身のプレーを見つめ直す必要性を感じたウェンバンヤマ。初めて経験したNBAファイナルは、自身の競争心との向き合い方を見つめ直す機会にもなったようだ。また、ウェンバンヤマはポポビッチから教わったことについても言及。特に印象に残っているのは、勝敗に一喜一憂せず、冷静に自分たちを評価する姿勢だという。

「彼がよく言っていた言葉があるんだ。『勝った後の自分たちは、思っているほど良くないことが多い。負けた後の自分たちも、思っているほど悪くないことが多い』というものだね」

 2025年に指揮官を退いたポポビッチの教えが、今もウェンバンヤマの考え方に大きな影響を与えていることがうかがえる。一方で、今シーズンの個人賞については、自信に満ちた発言も飛び出した。昨シーズンのMVPは自身が受賞すべきだったと思うかと問われると、ウェンバンヤマは「いや、でも今年は僕が受賞すべきだね」と笑顔で回答した。

 ファイナル敗退の悔しさを糧に、新たなシーズンへ臨んでいるウェンバンヤマ。22歳の若きスターが、昨シーズンの経験をどのように成長へとつなげていくのか注目が集まる。

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