2026.11.05
ミルウォーキー・バックスの元HC(ヘッドコーチ)で、現在はNBAアナリストとして活動するドック・リバースが、かつて指導したヤニス・アデトクンボ(現マイアミ・ヒート)について率直な見解を示し、話題を呼んでいる。
11月6日(現地時間5日)、リバースはスポーツジャーナリストのビル・シモンズが配信するポッドキャスト番組『The Bill Simmons Podcast』に出演。バックス時代を振り返るなかで、ヤニスのプレースタイルや指導の難しさについて語った。
リバースは、ヤニスの人柄を好意的に評価する一方、コート上では指導の難しい選手だったと明かしている。
「私はヤニスのことがとても好きだった。選手として以上に、人間として好きだったんだ。彼は興味深い人物だよ。ただ、簡単な選手ではない。ものすごいスピードでゴールに向かって突進するから、指導するのが本当に難しいんだ」
そして、ヤニスのプレー判断について、次のように言及した。
「彼には素晴らしいパス能力がある。でも、その一方で、バスケットボールIQが特別高いというわけではない。不思議なことなんだ。彼のプレースタイルは基本的に一つしかない。ゴールに向かって突進し、力で押し切ろうとする。毎回のプレーで、それを強引にやろうとするんだ」
リバースは、ヤニスの個人能力の高さを認めつつも、チームとして決められたプレーを遂行する点には改善の余地があったと指摘している。
「もっとプレーを正確に遂行することを学んでほしかった。彼は自分の力だけで何とかできてしまうから、これまで決められたプレーを遂行する必要がなかった選手の一人なんだ。でも、それではチームの助けにはならない」
さらに、練習やシュートアラウンドの段階から、チームとしてのプレーを徹底する重要性を本人にも伝えていたという。
今シーズンからヒートでプレーするヤニスについて、リバースはエリック・スポールストラHCの指導力にも期待を寄せている。特に、チームとしてのプレーを遂行させる能力に優れた指揮官のもとで、ヤニスが新たな成長を遂げる可能性を示唆した。
圧倒的な身体能力を武器にNBAを代表する選手となったヤニス。かつての指揮官が指摘した課題を、新天地でどのように克服していくのか注目が集まる。
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