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「ミルウォーキーは永遠に僕の街」ヒート移籍のヤニス、バックスファンへ惜別の言葉

ヤニス・アデトクンボがバックスファンへメッセージ [写真] = Getty Images
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 マイアミ・ヒートへのトレードが正式に成立し、ミルウォーキー・バックスでの13年間に幕を下ろしたヤニス・アデトクンボが、バックスのファンへ感謝のメッセージを送った。

 ヤニスは自身のSNSやYouTubeチャンネルを通じて、長年バックスの実況を務めたジム・パシュケ氏とのインタビュー映像を公開。18歳でギリシャから渡米し、NBAを代表するスーパースターへ成長するまでの歩みを振り返りながら、ミルウォーキーへの深い愛情を語った。

「ミルウォーキーという街は、これからもずっと僕の心の中にあり続ける。ここは僕のホームなんだ。子どもたちが生まれ、母も父も、兄弟たちもここにいる。この街が、今の僕を作ってくれた。その事実は決して変わらないよ。どこに行ったとしても、ミルウォーキーは永遠に僕の街であり、僕のチーム、僕の家族なんだ」

 2013年のNBAドラフトでバックスから全体15位指名を受けたヤニスは、無名に近い存在からリーグを代表する選手へと成長した。在籍13シーズンで、得点、リバウンド、アシスト、ブロック、出場時間、トリプルダブル数など、数多くの球団史上最多記録を打ち立てた。

 また、2度のシーズンMVP、最優秀守備選手賞(DPOY)、ファイナルMVPを獲得し、2021年にはバックスを50年ぶり2度目のNBAチャンピオンへ導いた。特に優勝を決めたNBAファイナル第6戦では、50得点14リバウンド5ブロックという圧巻のパフォーマンスを披露し、球団史に残る瞬間を生み出した。

 新天地へ向かうヤニスだが、インタビューの中で「変化が怖い。芝生がいつも青いとは限らないことも分かっている」と今回の決断における葛藤を明かしている。

「ここ(ミルウォーキー)では、多くの人が僕を愛してくれて、尊重してくれて、自分らしくいさせてくれた。それを、他の場所で再び感じることはできないかもしれない。それが怖いんだ」

 それでもヤニスは、「もしこの決断をしなかったら、37歳や38歳で引退するときに『なぜ挑戦しなかったんだ』と思うかもしれない」と語り、2度目の優勝を目指すために新たな挑戦へ踏み出す決意を示した。

 また、バックスのジョン・ホーストGMも声明を発表し、ヤニスへの感謝を表明した。

「プロスポーツの歴史において、ヤニス・アデトクンボほど一つのフランチャイズ、一つの街、そしてファンに大きな影響を与えた選手は、ほとんど存在しません」

 ホーストGMは、18歳でミルウォーキーへ加入したヤニスが、13年間でNBA史上屈指の選手へ成長し、バックスの特別な時代を築いたことを称賛。また、バスケットボールだけでなく、地域社会への貢献やファンとのつながりについても感謝を示した。

 13年間を過ごしたミルウォーキーを離れ、初めてNBAキャリアで新たなユニフォームに袖を通すヤニス。バックスとの物語は一区切りを迎えたが、球団史に刻まれた功績が色あせることはないだろう。

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