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ヤニス争奪戦はブレイザーズが有力候補?…ホリデーとグラントの放出も視野と現地報道

ヤニス・アデトクンボ(右)獲得にブレイザーズが関心との噂 [写真] = Getty Images
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 カンファレンス準決勝が始まり、プレーオフがさらなる盛り上がりを見せているNBA。その一方で、来シーズン以降を見据えたトレード戦線も水面下で動き始めているようだ。とりわけ、レギュラーシーズン中からさまざまな噂が飛び交っていたヤニス・アデトクンボミルウォーキー・バックス)に注目が集まっている。

 今オフのトレード市場における“主役”と目されるヤニスを巡っては、複数のチームが関心を示していると報じられている。その中でも、ポートランド・トレイルブレイザーズが有力候補のひとつとして浮上している。

 NBAインサイダーのジェイク・フィッシャーによれば、ブレイザーズは今オフ、ヤニス獲得に向けた積極的な動きを見せる可能性が高いという。フィッシャーは、ブレイザーズがジェラミ・グラントを軸としたトレードパッケージを模索していると報じており、デイミアン・リラード獲得時に取得したバックスの1巡目指名権も交渉材料に含まれる見込みだとしている。

 加えて、現地メディア『The Stein Line』によれば、ブレイザーズはドリュー・ホリデーのトレードも検討しているとされる。グラントとホリデーはいずれも現行契約が残り1年で、2027-28シーズンにはプレーヤーオプションを保持している。

 スクート・ヘンダーソンシェイドン・シャープといった若手が着実に台頭し、将来のコアとしての期待を高めている一方、ブレイザーズのリーダーシップはデイミアン・リラードが担うと見られている。契約状況やチームの世代構成という観点からも、グラントやホリデーがロスター再編における“動かしやすい駒”となり得る。若手の成長を促しつつ、勝利を狙うための即戦力を補強することの両立が、オフシーズンにおけるブレイザーズの課題となるだろう。

 ブレイザーズはレギュラーシーズンを42勝40敗で終え、プレーオフ進出を果たした。プレーオフではサンアントニオ・スパーズとのシリーズに1勝4敗で敗退したものの、将来への期待を抱かせるシーズンとなった。ジョー・クローニンGM(ゼネラルマネージャー)は『The Oregonian』の取材に対し、このオフシーズンに向けた方針について次のように語っている。

「ビッグムーブは確かに魅力的だが、それは適正な対価であることが前提になる。短期的な勝負のために将来を完全に犠牲にするつもりはない。それと同時に、我々は非常に積極的かつアグレッシブに動き、あらゆる機会を模索していく。もしそうした機会が見つからなければ、小規模な補強で満足するだろう。我々のタレントは充実しているし、デイミアン・リラードの加入、内部の成長、そしてスキル面での課題を微調整していくことで、大きな補強の有無に関わらず前進できると確信している」

 クローニンの発言は、即戦力の補強と長期的な柔軟性の維持を両立させようとする姿勢を示している。

 大型補強に踏み切るのか、それとも段階的な強化にとどまるのか。ヤニスを巡る動きも含め、ブレイザーズの決断が今オフの勢力図を左右することになりそうだ。

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