2026.04.05
ミルウォーキー・バックスが、新たなHC(ヘッドコーチ)としてテイラー・ジェンキンスを迎える見込み。4月24日(現地時間23日、日付は以下同)、現地メディア『ESPN』が報じている。
報道によれば、バックスとジェンキンスは契約の最終調整に入っているとのこと。ジェンキンスは2019-20シーズンから2024-25シーズン途中までの5シーズン半にわたりメンフィス・グリズリーズでHCを務めていた。グリズリーズHCとしての通算戦績は250勝214敗を記録し、球団史上最多となっている。
また、ジェンキンスはグリズリーズのHC就任前の2018-19シーズン、マイク・ブーデンホルザーのもとバックスのアシスタントコーチを務めた経歴を持っている。関係者によると、バックスのオーナーやフロント陣は先週と今週にメンフィスとミルウォーキーで2度会談を行っており、就任合意に向けた調整を進めているという。
報道の中で、ジェンキンスは現在のNBAにおけるコーチ市場で最有力候補であると伝えられている。選手育成に定評がある点や、チームカルチャーの構築力、競争意識を高める手腕が評価されており、バックスにとって最優先のターゲットとなっていたようだ。
バックスは13日、今シーズンHCを務めていたドック・リバースの解任が報じられた。レギュラーシーズンの戦績を32勝50敗とし、プレーイン・トーナメント圏外のイースタン・カンファレンス11位と低迷した結果を受け、リバースは契約期間を1年残した状態で退任することとなった。
チームの立て直しを図るためのHC交代だが、バックスは今後の方向性が定まりきっておらず、特に大黒柱であるヤニス・アデトクンボの去就を巡って不透明感が漂っている。『ESPN』によると、ヤニスは2月のトレードデッドライン以降チーム上層部とは全くコミュニケーションを取っていない。
今月初旬、記者から「ミルウォーキーでの最後の試合をすでに終えたのか」と問われたヤニスは、次のように語っている。
「とてもいい質問だね。分からない。僕の一存では決められないことだし、どうなるか見ていこう」
新体制の構築が進む一方で、ヤニスの去就という最大の焦点を抱えるバックス。フランチャイズの未来を左右するオフシーズンとなりそうだ。
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