2026.05.30
NBAは6月7日(現地時間6日、日付は以下同)、「NBAファイナル2026」第2戦でミッチェル・ロビンソン(ニューヨーク・ニックス)に科されたテクニカルファウルを取り消した。
問題の判定は第2クォーターに発生した。ロビンソンとビクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)の小競り合いの際、ロビンソンのみにテクニカルファウルが宣告された。NBAは試合後のレビューを経て、この判定を取り消すと発表している。
試合は最終的にニックスが105-104で勝利したものの、この判定を巡っては「両者にテクニカルファウルを科すか、ノーコールにすべきだったのでは」と試合中から議論を呼んでいた。今回の取り消しを受け、一部メディアでは「第2戦の笛はサンアントニオ・スパーズ寄りだった」とする主張が改めて注目を集めている。
現地メディア『Sports Illustrated』は、第2戦を通じてスパーズ寄りの判定が相次いだと指摘している。具体例として、前半にマイルズ・マクブライド(ニックス)へ宣告されたバックコートバイオレーションや、試合終盤にルーク・コーネット(スパーズ)がルーズボールを足で蹴って保持したように見えたにもかかわらず、反則が宣告されなかった場面を問題視した。
また、カール・アンソニー・タウンズ(ニックス)がステフォン・キャッスル(スパーズ)に腕を掴まれていながらもオフェンスファウルを宣告されたプレーや、ジェイレン・ブランソン(ニックス)がキャッスルへのクローズアウトの際に束ねた髪に触れただけでファウルを宣告された場面についても疑問を呈している。
同メディアがニックス寄りの論調であることも踏まえるべきだろう。一方で、今回リーグがロビンソンへのテクニカルファウルを取り消したことで、“スパーズ寄りの笛”という意見を後押しする材料が加わった形となった。
もっとも、NBAが公式に誤審を認めたのはロビンソンへのテクニカルファウルのみ。その他の判定については、あくまで一部メディアやファンの間で議論を呼んでいるものであり、リーグが誤りを認定したわけではない。
頂上決戦だけに判定を巡る議論は今後もしばらく続きそうだが、第3戦以降は笛ではなくプレーそのものに注目が集まるシリーズとなることを期待したい。
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