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NBA、ヤニスの出場をめぐり調査へ…不和が浮き彫りに「今後どうなるか分からない」

ヤニスの欠場をめぐりリーグが調査へ [写真] = Getty Images
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 NBAが、選手出場ポリシーに関してミルウォーキー・バックスに対する調査を進めている模様。4月5日(現地時間4日、日付は以下同)、現地メディア『ESPN』が報じている。調査は、ヤニス・アデトクンボの健康状態に焦点が当てられている。

 記事によると、ヤニスとバックスはリーグの調査に対して異なる説明をしているという。ヤニスはチームおよびNBAに対し「プレーしたい」と伝えているが、チームドクターからの出場許可を得られていないと話している。一方のバックスは、ヤニスがまだプレー可能な状態ではないと判断している上に、実際には本人もプレーを望んでいないとリーグに説明している。

 ヤニスは3月16日のインディアナ・ペイサーズ戦で左膝の過伸展を負って以降、欠場を続けている。ペイサーズ戦での負傷から数日後、バックスはヤニスを今シーズン全休させる意向を示したが、本人はこれを拒否し、今シーズン中の復帰を望んでいると報じられている。これを受け、3月25日にはNBPA(全米バスケットボール選手会)がバックスを批判する声明を発表し、「“タンク”(意図的な戦力低下)を行い、リーグの健全性を損なっている可能性がある」と述べた。

 バックス側は調査に対し、復帰プロトコルの一環である3対3のスクリメージ(実戦形式の練習)への参加をヤニスが拒否したと説明。この件についてヤニスはNBAに対し、「復帰プロトコルの手順に関係なく試合に出場できる状態だ」と述べている。

 リーグは「今週初めにチームがヤニスにグループワークアウトへの参加を求めたかどうかについて見解の相違がある」とし、「引き続き状況を注視する」とコメントしている。

 ヤニスは4日のボストン・セルティックス戦の試合前、取材陣に対して「自分は出場可能なのに試合に出ていない。今この瞬間でもプレーできる」と述べ、次のように続けた。

「誰かにプレーするな、競うなと言われるのは侮辱のように感じる。今後の関係がどうなるか分からない」

 ドック・リバースHC(ヘッドコーチ)はセルティックス戦後の取材で、「自分には(ヤニス出場可否をめぐる判断について)何も決定権がない」とし、「両方の言い分があると思うが、深くは関わりたくはない」と語った。

 バックスは3月29日にプレーオフ進出の可能性が消滅し、2016年以来初めてポストシーズン進出を逃している。本件によって選手とフロントの間における不和が浮き彫りになっているバックスだが、来シーズンに向けての早期解決が求められる。

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