2023.05.03
4月27日(現地時間26日)にファイサーブ・フォーラムで「NBAプレーオフ2023」のイースタン・カンファレンス1回戦が行われ、ミルウォーキー・バックスはマイアミ・ヒートとの第5戦に臨んだ。
相手エース、ジミー・バトラーの驚異的な決定力に後手を取り、第1シードにもかかわらず1勝3敗で追い込まれていたバックス。追い込まれたGAME5は試合時間残り2.1秒で2点をリードしていたものの、バトラーにレイアップを押し込まれて延長戦に。オーバータイムはフリースローなどで得点をつないだバックスだったが、流れを奪い返すことはできず、126-128で惜敗。1勝4敗でファーストラウンド敗退が決まった。
プレーオフで第1シードが第8シードに敗れるのは、長いリーグの歴史でも過去5度しかなかったこと。記録の6ケース目となったバックスとしては悔しい締めくくりとなったことだろう。
試合後の会見に出席したヤニス・アデトクンボは記者たちの質問に答えていくなか、「今シーズンは失敗に終わりましたか」という質問に対し、思わず頭を抱えてしまう。言葉を失ったようにも見えた“ギリシャの怪物”は、アンサーを求めた記者の名前を用いながら反論した。
"There's no failure in sports."
Giannis defines what "failure" looks like to him: pic.twitter.com/NDaoEIP3Zd
— Milwaukee Bucks (@Bucks) April 27, 2023
「エリック、君は去年も同じ質問をしていたよね。あなたは毎年仕事で昇進しているのかい。違うだろ。じゃあ毎年仕事をしても無駄だって言うのか。毎シーズン、家族の面倒を見るという目標を掲げて働く。それは失敗ではなく、成功へのステップがあるからこそだ」
さらに、ヤニスはシカゴ・ブルズで6度の優勝を成し遂げたマイケル・ジョーダンを引き合いに、「彼は15年間プレーして、6度の優勝をつかんだ。じゃあ残りの9年間は失敗だったのか? それは間違った質問だ。スポーツに失敗はなく、良い日も悪い日もある」と記者の質問に異議を唱えた。
また1971年の初優勝から2021年のリーグ制覇まで、長らく時間が過ぎていたバックスの歴史も絡めながら、ヤニスは話を続ける。「1971年から2021年までの50年間、優勝できなかったのは50年間の失敗か? それは断じて違う。優勝のためのステップだったんだ」。
望まない結果にはなってしまったものの、この大舞台で得た経験がいつか必ず生きてくる、とヤニスは伝えたかったのだろう。本人もヒートアップしていたことを認め、「申し訳ない。私情を挟むつもりはなかった」と、やり取りを終わらせた。
今シーズンは2019-20シーズン以来、3年ぶりの1位通過でポストシーズンに出場を決めたバックス。ヤニスが語るように、今年の結果を成功のステップとするためにも、来年のプレーオフでは何としても勝ち進んでもらいたい。
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