2023.04.18

PO初戦で腰を強打したヤニス…バックス指揮官は「まだ痛みがある。だが前進している」

ヒートとの第1戦の前半に腰を強打していたアデトクンボ[写真]=Getty Images
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 今シーズン、ミルウォーキー・バックスはイースタン・カンファレンスならびにリーグベストの58勝24敗でレギュラーシーズンを終え、意気揚々と「NBAプレーオフ2023」の初戦を迎えた。

 ところが、4月17日(現地時間16日、日付は以下同)にホームのファイサーブ・フォーラムで行われたマイアミ・ヒートとのファーストラウンド初戦で、バックスは117-130の黒星発進。

 クリス・ミドルトンが33得点9リバウンド4アシスト、ボビー・ポーティスが21得点8リバウンド、ドリュー・ホリデーが16得点7リバウンド16アシストを残したものの、大黒柱のヤニス・アデトクンボがわずか6得点3リバウンドに終わっていた。

 アデトクンボは第1クォーター残り4分13秒にトップ・オブ・ザ・キーからドライブでリング下へ向かった際、チャージングを狙ったケビン・ラブと接触し、落下した際に腰を強打。同クォーター残り1分46秒にジェイ・クラウダーと交代してベンチへ下がり、第2クォーター残り約10分にコートへ戻るも、約1分半後に再びベンチへ下がり、後半はプレーをせずに退いていた。

 翌18日。バックスはフィルムセッションをこなしたのだが、マイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)はチーム側がアデトクンボの出場ステータスについては楽観していると話していた。

「彼にはまだ痛みがある。だが前進していると私は見ている。彼は治療を受けていて、我々は引き続きこの2日間で彼の状態をチェックしていくことになる」

 ヒートとのシリーズ第2戦は20日のため、第1戦から中2日間あり、そこでアデトクンボは回復に費やすことができる。チームは19日に練習が予定されており、アデトクンボが参加できるかどうかは微妙だが、順調に回復できれば、第2戦に出場できる可能性もありそうだ。

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