2025.04.21
サクラメント・キングスは、NBAで17年のキャリアを誇るベテランのデマー・デローザンをウェイブした。7月7日(現地時間6日)、現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。
現地メディア『ClutchPoints』によれば、デローザン陣営とキングスは今オフ、トレードまたはウェイブによる退団を含めた今後の方向性について具体的な協議を進めていた。しかし、ベテランのデローザンに対してトレード市場での関心は低く、キングスはウェイブを決断。これによりデローザンは制限なしフリーエージェント(FA)となり、獲得を希望するチームとの契約が可能となった。
36歳のデローザンは2024年にキングスと結んだ3年契約の最終年に入っており、2026-27シーズンの年俸は約2570万ドル(1ドル=161円換算で約41億円)。そのうち保証されていたのは1000万ドル(約16億円)で、キングスはこの部分保証契約を整理する形でロスターとサラリーキャップの柔軟性を確保した。また、保証分の扱いについてはストレッチ条項の適用など複数の選択肢が残されているが、最終判断は8月末までに行われる見込みだ。
今シーズン、デローザンはキングスで77試合に先発出場し、平均18.4得点2.9リバウンド4.1アシストを記録。フィールドゴール成功率49.7%をマークし、持ち味であるミッドレンジを軸とした高効率なスコアリングは健在だった。
2009年のNBAドラフト全体9位指名でNBA入りしたデローザンは、トロント・ラプターズでオールスター級の地位を確立。その後はサンアントニオ・スパーズ、シカゴ・ブルズを経て2024年にキングスへ加入。これまでオールスター選出6回、オールNBA選出3回を誇るリーグ屈指のスコアラーとして長年トップレベルでプレーを続けてきた。
現地メディア『The Athletic』のサム・ヴェセニー記者は、デローザンについて「NBAに数少なく残るミッドレンジの名手であり、得点創出能力はいまも健在」と評価。一方でディフェンス面ではカバーが必要とし、優勝候補のチームではシックスマン起用が理想的との見方も示している。
今後はウェイブを経て、複数のチームが獲得に動くとみられる。ベテランスコアラーの市場価値が改めて試される中、その去就には今後も大きな注目が集まる。
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