2025.10.02
オーストラリア代表のベテランガード、パティ・ミルズが、フランスの強豪アスヴェル・バスケットへ加入することが決定的となった。現地メディア『TeleSport』が7月4日(現地時間3日、日付は以下同)に報じている。
今回の移籍で大きな注目を集めているのは、新天地で待つ“盟友”との再会である。
アスヴェルでは、サンアントニオ・スパーズのレジェンドとして知られるトニー・パーカーが、新シーズンからHC(ヘッドコーチ)に就任する予定。現役時代に長年チームメートとして戦った2人が、今度は“指揮官と選手”という新たな立場でタッグを組むことになりそうだ。
現在37歳のミルズは、昨シーズン途中にスペインのラ・ラグーナ・テネリフェへ加入。6月12日に行われたリーガACBプレーオフ準決勝第2戦のFCバルセロナ戦では36得点をマークし、年齢を感じさせないパフォーマンスを披露した。その活躍がヨーロッパ各クラブの関心を集め、争奪戦の末にアスヴェル行きが実現する見込みとなった。
パーカーは現役引退後、アスヴェルの会長兼筆頭オーナーを務め、今シーズンからHCに就任する予定。現役時代はスパーズで4度のNBA制覇を経験した名ポイントガードとして知られ、ミルズとは2011年から2018年まで同じバックコートを支えた。
当時のミルズは、司令塔としてチームをけん引するパーカーを支えるシックスマンとして活躍。2013-14シーズンには絶妙なコンビネーションでスパーズをNBA王者へ導き、フランチャイズ史上5度目となる優勝に大きく貢献した。
その後、パーカーは2018年にシャーロット・ホーネッツへ移籍し、1シーズン限りで現役を引退。一方のミルズは2021年にスパーズを離れると、ブルックリン・ネッツ、アトランタ・ホークス、マイアミ・ヒート、ユタ・ジャズ、ロサンゼルス・クリッパーズでプレー。昨シーズン途中から加入したテネリフェで再び輝きを放っている。
2014年には、ともにNBA王者として歓喜の瞬間を分かち合ったパーカーとミルズ。あれから12年、今度は“指揮官”と“ベテランガード”という新たな立場で再会を果たすことになった。スパーズ黄金期を知る2人が、フランスの地でどのような物語を紡ぐのか、大きな注目が集まりそうだ。
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