2021.07.15
7月13日(現地時間12日、日付は以下同)。アメリカ代表とオーストラリア代表によるエキシビジョンゲームが行なわれた。
アメリカはデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)、ジェレミー・グラント(デトロイト・ピストンズ)、ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)を先発起用。
初戦となったナイジェリア戦で先発を務めたジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)とバム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)をベンチスタートにし、グラントとグリーンを加えた布陣でこの試合に臨んだ。
オーストラリアはジョー・イングルズ(ユタ・ジャズ)の3ポイント3連発、パティ・ミルズ(サンアントニオ・スパーズ)のレイアップなどで加点するも、アメリカも負けじとビールのレイアップやデュラントのプルアップジャンパー、リラードの長距離砲などで応戦し、前半残り約30秒には11点差(46-35)をつける。
第3クォーターに入っても、アメリカはリラードの3ポイント2本やデュラント、テイタムらが加点していくも、オーストラリアも3ポイント攻勢で追い上げていき、クリス・ゴールディングのタフなステップバックジャンパーと3ポイントが立て続けに決まり、5点リードで最終クォーターへ。
2連敗を避けたいアメリカは、第4クォーターでビールがジャンパー、リバースレイアップを成功。マシュー・デラベドーバへのディフェンスでターンオーバーを誘発するなど攻防両面で奮戦。
グリーンのブロックからテイタムが持ち込んでレイアップを放り込み、アメリカは残り約4分半で82-80とリードを手にする。
ところが、オーストラリアはそこから攻防両面でギアを上げ、11-1のランでアメリカを圧倒。最終スコア91-83で制し、アルゼンチン代表戦に続いてエキシビジョンゲーム2連勝。
勝利したオーストラリアでは、ミルズが22得点、イングルズが17得点、マティス・サイブル(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が12得点3スティール2ブロックをマークし、初のメダル獲得に向けて順調な歩みを見せている。
一方、エキシビジョンゲーム2連敗となったアメリカでは、リラードが6本の3ポイント成功を含む22得点、デュラントが17得点を残すも、またもや後半に息切れして勝ち切れず。
アメリカは翌14日にアルゼンチン代表戦が組まれており、タフな日程が続くのだが、まずはこのチームで1勝したいところだ。
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