2025.07.31

八王子学園八王子が逆転勝ちでインハイ決勝進出…北陸を下し15年ぶりV王手

今年の関東新人を制した八王子学園八王子 [写真]=小沼克年
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 7月31日、高校バスケ夏の日本一を決める「令和7年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」男子準決勝がジップアリーナ岡山で行われ、八王子学園八王子高校(東京都)が北陸高校(福井県)に逆転勝ち。15年ぶりとなる決勝進出を決めた。

 第1クォーターは山田翔椰のディープスリーで先制した北陸が13-17とリード。インサイドの攻防でも我慢強い試合運びを見せた北陸は、第2クォーターも細根悠雅の3ポイントシュートで勢いづき、27-36とリードを広げて折り返した。

 しかし、ハーフタイム明けの第3クォーターに八王子学園八王子がニャンセハセダトを起点とした攻防で立て直し、照井昇太朗の連続得点などで鮮やかに逆転。53-50で突入した第4クォーターも八王子学園八王子が主導権を握る展開のままリードを広げ、最終スコア77-63で勝ちきった。

 個人スタッツでは、八王子学園八王子の照井が16本中6本の3ポイント成功を含む26得点、花島大良が14得点を挙げ、畠山颯大が10得点13アシスト、セハが10得点14リバウンドででダブルダブルを達成。北陸は細根が14本中6本の3ポイントを決め27得点をマークした。

 今大会の八王子学園八王子は2回戦から登場し、近畿大学附属高校(大阪府)、駒澤大学附属苫小牧高校(北海道)を下し、準々決勝では福岡大学附属大濠高校(福岡県)に勝利。優勝した2010年以来15年ぶり2度目の決勝進出となった。

■試合結果
八王子学園八王子 77-63 北陸
八学|13|14|26|24|=77
北陸|17|19|14|13|=63

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