2022.09.21

「3x3.EXE PREMIER」2022シーズンPLAYOFFSが閉幕…男女ともに日本勢が優勝!

「3x3.EXE PREMIER」2022シーズンのPLAYOFFSが開催された [写真]=3x3.EXE PREMIER
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 3人制バスケットボールのグローバルリーグ「3x3.EXE PREMIER」の2022シーズンPLAYOFFSが東京都品川区の大森ベルポートで9月18日、19日の2日間にわたって開催され、男子はUTSUNOMIYA BREX.EXE、女子はG FLOW.EXEが王座に輝いた。

 男子79チーム・女子26チームによる4カ月間のレギュラーシーズンが開催されたのち、男子26チーム、女子8チームがプレーオフに進出。今大会は、2019年以来の海外カンファレンスのチームを含めたプレーオフとなり、ハイレベルな戦いが繰り広げられた。

 男子を制したのは、国内外で経験と実績を重ねてきた4人によって構成されたUTSUNOMIYA BREX.EXE。プレーオフのDay2ではどの試合も一進一退の展開となるが、齊藤洋介を中心としたピックアンドロールから3人が常に連動するスタイルで得点を重ね、最後には勝利をつかみ取った。3年ぶりの海外カンファレンスを含むプレーオフだったが、前回の2019年に続きタイトルを獲得し、見事4連覇を達成した。

4連覇を達成したUTSUNOMIYA BREX.EXE [写真]=3x3.EXE PREMIER

 また、MVPにはドゥサン・サマルジッチが選ばれた。試合の最も大事なところで確実に得点を決めるだけでなく、体を張ったタフなディフェンスやリバウンドなどの泥臭い部分でも存在感を発揮。最大の激戦となったALPHAS.EXE戦でも同点に追いつくシュートを決めてチームに流れをもたらした。

 女子の頂点に輝いのは、圧倒的な攻撃力と、どのチームよりも試合を楽しむスタイルで勝ち上がったG FLOW.EXE。インサイドで圧倒的な存在感を見せた李人竹。その李にディフェンスが寄った瞬間を見逃さず、虚を突いたゴールカットなど多彩な合わせを見せたのは吉武忍など、高いチーム力を見せた。決勝では個々のスキルが高くクレバーな強さが光ったNEW TAIPEI CHUNGHWA TELECOM.EXEを退け、初出場初優勝を飾った。

初優勝となったG FLOW.EXE [写真]=3x3.EXE PREMIER

 MVPには豊富な運動量で常にリングにアタックを仕掛けた矢上若菜が選出。終始リードされる展開となったファイナルでは、試合残り12秒に李とのピックアンドロールからフリーとなった矢上が、決勝シュートとなる2ポイントを決め、シーズン最大の歓声を受けた。

MVPに輝いたドゥサン・サマルジッチ(左)と矢上若菜(右) [写真]=3x3.EXE PREMIER

■大会結果
※順位決定方法(FIBAレギュレーションより)
 同じクラス(ベスト4、ベスト8など)で敗退したチームごとの順位は以下の順で決定する。
「勝利数が多いチーム → 平均得点数が高いチーム → 平均失点数が低いチーム」

【男子】
1位:UTSUNOMIYA BREX.EXE(日本)
2位:TRYHOOP OKAYAMA.EXE(日本)
3位:TOKYO DIME.EXE(日本)
4位:ALPHAS.EXE(日本)
5位:LEO BLACKS SAGA.EXE(日本)
6位:SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE(日本)
7位:TAICHUNG DREAMERS ACADEMY.EXE(チャイニーズ・タイペイ)
8位:SIMON.EXE(日本)
9位:MINAKAMI TOWN.EXE(日本)
10位:NINJA AIRS.EXE(日本)
11位:ZETHREE ISHIKAWA.EXE(日本)
12位:RAMS.EXE(ニュージーランド)
13位:HACHINOHE DIME.EXE(日本)
14位:HI TECH.EXE(タイ)
15位:UC MAROON.EXE(ニュージーランド)
16位:SNIPER X.EXE(タイ)

【女子】
1位:G FLOW.EXE(日本)
2位:NEW TAIPEI CHUNGHWA TELECOM.EXE(チャイニーズ・タイペイ)
3位:TAIPEI CHUNGHWA TELECOM.EXE(チャイニーズ・タイペイ)
4位:TOKYO BB.EXE(日本)
5位:DREAM.EXE(ニュージーランド)
6位:PHOENIX.EXE(ニュージーランド)
7位:CHULALONGKORN UNIVERSITY.EXE(タイ)
8位:TOA RISING STAR.EXE(タイ)

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