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現役大学生の4名でアジア競技大会に臨んでいる3x3男子日本代表[写真]=小永吉陽子
8月21日、インドネシアのジャカルタで「第18回アジア競技大会(夏季大会)」の3人制バスケットボール競技が開幕。現役大学生4名で臨む3x3男子日本代表は、予選ラウンド4試合すべてでノックアウト勝利を収め、26日からの決勝トーナメントへ駒を進めた。
しかし、24日に行われたカタール戦では杉本天昇(日本大学2年)がケガを負うアクシデントが発生。その後のシリア戦では3人での試合を強いられ決勝トーナメント出場にも、チームに暗雲が立ちこめ始めた。シリア戦後、長谷川誠アドバイザーコーチは、「全勝と、天昇がケガをしてしまったというのが複雑です」と率直な感想を述べたが、「でも4試合すべてノックアウトで勝ったことはすごい。彼たちが『うまくなる』という意識がものすごく高くて、日に日にうまくなっているのを肌で感じた」と選手たちを称える。
「今日のカタール戦の終盤、天昇がいなくなってもよく踏ん張ってノックアウト勝利できた。シリア戦も3人でスタートして最初はなかなか自分たちのペースがつかめなかったが、最後は自分たちのバスケットをやって勝ててよかった」
このまま3人で準々決勝に臨むことも想定される日本だが、長谷川誠コーチは「自分たちが今までやってきたことを出すだけ。(決勝までの)3連戦は経験していないので未知の世界になると思うが、選手たちは成長していくと信じている。1戦1戦しっかり戦って最終的には勝って終わりたい」とブレることなく優勝を狙っている。