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ダブルダブルを達成した町田 [写真]=古川剛伊
12月14日、「第91回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンド準決勝が国立代々木競技場第二体育館で開催され、富士通レッドウェーブとデンソーアイリスが対戦した。
試合は序盤から接戦となるも、内尾聡菜を中心に得点を重ねた富士通が31-26と前半をリードして終える。しかし、第3クォーターにはデンソーの髙田真希が12得点を挙げるなど躍動。45-43と富士通のリードは2点まで減った状態で第4クォーターへ。
迎えた最後の10分間、富士通が先行しながらもデンソーがピタリと追走する展開が続く。試合時間残り1分には、デンソーの高橋未来が3ポイントを沈め、点差は1点に。しかし富士通も逆転までは許さず、最後は宮下希保のフリースローで突き放し、59-56でタイムアップ。大接戦を制した富士通が、皇后杯決勝へと駒を進めた。
富士通は町田瑠唯が17得点10アシストとダブルダブルを達成。内尾が10得点、宮澤夕貴が9得点11リバウンドをマークした。一方のデンソーは髙田が20得点8リバウンド5アシストと気を吐くも、惜しくも決勝進出を逃す形となった。
決勝は12月15日15時ティップオフ、富士通はアイシンウィングスvsトヨタ自動車アンテロープスの勝者と対戦する。
■皇后杯試合結果
富士通レッドウェーブ 59-56 デンソーアイリス