2022.10.21
10月4日、B1の他のチームに先立ち、ホーム、船橋アリーナで開幕戦を行った千葉ジェッツ。川崎ブレイブサンダースと相まみえたこの一戦は、XFLAG冠マッチ「XFLAG DAY」として、ハーフタイムにきゃりーぱみゅぱみゅがライブを行うなど、様々なエンターテイメントがプログラムされていた。
バスケットボールキングでは、エンターテイメントの中の1つコンテンツ、“イートン5”に注目し、今回特別に許可をもらってイートンこと伊藤俊亮氏を密着。昨シーズンかぎりで現役を引退し、現在は千葉ジェッツの事業部長を務めるイートン。イートンが扮した5つのキャラクターがコートや会場に姿を現した時、大きな歓声に包まれたのは言うまでもない。
――まず「イートン5」をやり切った、今の感想から聞かせてください。
伊藤 思っていたよりしんどかったです(笑)。特に着替えが想像以上に大変でした。元々時間がない中で着替えするのが嫌いなんですが。悪夢を見る感じです。何かに焦ってしまう夢ってありますよね!? 今日着ていく服が見つからないとか、靴紐がなかなか結べないとか。それが現実に起こった感じでした。
――アリーナ裏の通路を駆け足で移動していました。
伊藤 あのスピードで移動したことがオフになってからなかったので、非常に筋肉がびっくりしています。
――どの役が自分に合っていたと思いますか?
伊藤 どれも目新しいものばかりだったので楽しかったのですが、2つ目に演じた“郵便局員イートン”は自分でナレーションも入れたくらいなので思入れがあります。実際にスタジオで音入れもしたんですよ。初めての経験でした。
――オープニングから出演されたので、選手よりも先にスポットライトを浴びました。
伊藤 でもそのスポットライトは僕に向いているわけではありません。あくまで僕は選手をサポートする役割の中でライトを浴びただけなのです。選手が入場してくる階段を僕が上がることは決してありません。そこは選手だけが許される領域なので、今は選手がどのように映っているかを考えるほうが楽しいのです。
――昨シーズンからXFLAGが千葉ジェッツをサポートすることになりました。これを一人のスタッフとしてどのように思っていますか?
伊藤 バスケットボール界全体を巻き込んで、新しいことにトライしたいという気持ちがとても伝わってきました。そのパートナーとして、千葉ジェッツを選んでいただけたことに非常に感謝しています。
――今後期待することは?
伊藤 バスケットボールのゲームがリアルな空間なら、ゲームやアニメは2次元の世界と言えます。リアルから2次元というように、この2つの世界がクロスオーバーすることで人は興奮すると思うのです。それができるのが、自分たちとXFLAGさんだと思っているので、これまでにない方法で挑戦できたらと思います。そして、出来上がったものをファンの皆さんに届けていけることができたらいいなと思っています。
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