2020.05.13
リーグ再開を待ちわびるファン・ブースターのために、B1リーグ18クラブの現状をチェックする企画がスタート! “Bリーグ・ロス”の皆さんがお気に入りのクラブの現状を把握して、今後の展望をイメージしてもらえれば幸甚だ。第13回はシーホース三河。古豪の意地を結果に結びつけられるか。
文=吉川哲彦
川崎ブレイブサンダースが独走する中、チャンピオンシップ進出をめぐって2位争いが混戦の様相を呈している中地区。勝率の上では各チーム苦戦が続いているが、わずかに抜け出したのがシーホース三河だ。

移籍の川村卓也が攻撃の一翼を担う [写真]=B.LEAGUE
現在は1試合平均得点が82.0点でリーグ上位をキープしているが、同失点も82.9点でいまだワースト。金丸晃輔も含めたスコアラーの個の力で押しきっている印象は否めず、ガードナー以外の外国籍選手も不安定だった。開幕時のロスターに入っていたクリス・オトゥーレとミッケル・グラッドネスはすでにチームを去り、代わって入ったセドリック・シモンズも中断期間中にインジュアリーリストに登録されている。

百戦錬磨の鈴木貴美一HCがどのようにディフェンスを強化するか⁉[写真]=B.LEAGUE
星1つの差で富山グラウジーズが背後に迫り、昨季の成績を考えると新潟アルビレックスBBが浮上してくる可能性もある。現時点での17勝22敗という星取りが、他地区の2位に比べて物足りないことは確か。堂々とCSに進むためには、再び連勝街道に乗って勝率を引き上げ、富山と新潟を突き放さなければならない。古豪としての意地を結果に結びつけることはできるか。

岡田侑大の起用法にも注目 [写真]=B.LEAGUE
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