島根スサノオマジックは開幕首位発進、ホーム初戦も守備から流れを掴み連勝なるか

小沼克年

フリーライター

島根スサノオマジック

2020.10.10 13:05 T.O.
試合終了
松江市総合体育館

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

■島根スサノオマジック vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ（@松江市総合体育館）
第1戦：10月10日13時5分　第2戦：10月11日13時5分

　島根スサノオマジックは、滋賀レイクスターズを敵地で連破し開幕2連勝を飾った。第1戦では19個のターンオーバーを犯したが、後半にギアを上げ、最大24点リード奪って快勝。続く第2戦ではターンオーバーを10まで減らし、前日6得点のルーク・エヴァンスが20得点をマーク。最終スコア75−63で勝利した。

　まだ2試合を消化しただけだが、開幕節を終え西地区首位に立った島根の次なる相手は名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。その名古屋Dはレバンガ北海道との前節を1勝1敗で終えた。第1戦は第1クォーターから攻守が噛み合い、試合を通してシュート確率が62.2パーセント、失点も54点に抑えて35点差の完勝。しかし、第2戦では第2クォーターに失速すると、最終クォーターに計29得点を与えて最終スコア66−78。同クォーターでは、多嶋朝飛に8得点3アシストを許したのが響いた。

　今節は松江市総合体育館での2連戦。ホームの島根は引き続きチームディフェンスから流れを掴んでオフェンスにつなげたい。2戦連続で2ケタ得点を記録した196センチの杉浦佑成が、張本天傑や外国籍選手からどれだけリバウンドをもぎ取れるかもポイントだ。

　対する名古屋Dはアウトサイドシュートが入らない時の対処法をどうするか。ジャスティン・バーレルやジェフ・エアーズにボールを集めるのか、それとも守備意識を高めて我慢するのか。流れが悪い時間帯は笹山貴哉、小林遥太のゲームメイクでしっかりと立て直しを図りたい。

文=小沼克年

■ロスター
・島根（ヘッドコーチ：鈴木裕紀）
後藤翔平
 橋本尚明
ルーク・エヴァンス
山下泰弘
 北川弘
 阿部諒
 杉浦佑成
 白濱僚祐
 小阪彰久
 デモン・ブルックス
 ウィリアムスニカ
 神里和