2021.03.26

川崎ブレイブサンダースは天皇杯後初のホーム戦…ハミルトンに加え、晴山ケビンにも警戒が必要

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

川崎ブレイブサンダースvs滋賀レイクスターズ(@川崎市とどろきアリーナ)
第1戦:3月27日18時5分 第2戦:3月28日16時5分

 現在、東地区3位に位置している川崎ブレイブサンダース。今節は天皇杯優勝後初のホーム・とどろきアリーナでの2連戦を迎える。その相手は、今シーズン初対戦となる滋賀レイクスターズだ。

 川崎対滋賀の昨シーズンの対戦成績は、川崎の2勝0敗。今シーズンの滋賀はここまで黒星先行となっているものの、アルバルク東京宇都宮ブレックスから白星を奪っており、今節も番狂わせを狙っているに違いない。また、ホームよりもアウェーでの勝率の方が高いという点も決して無視できないデータだ。

 川崎が最も警戒しなければならないのは、滋賀の得点リーダーであるジョーダン・ハミルトンだろう。ハミルトンは宇都宮と千葉ジェッツ相手に30得点オーバーを記録し、3月20日の富山グラウジーズ戦では1人で43得点を叩き出している。

 3ポイントラインから離れた位置からでもネットを揺らすディープスリーを放ち、ボールハンドリングにも長ける201センチのオールラウンダーをどう抑えるか。マッチアップが予想されるジョーダン・ヒース長谷川技の働きが1つのポイントになるだろう。さらには、かつて川崎に在籍していた晴山ケビンも古巣との対戦に闘志を燃やしているはず。彼の3ポイントシュートにも注意が必要だ。

 守備力と高さで上回る川崎は、相手を乗せないためにも試合開始から主導権を握りたいところ。ハードなディフェンスでミスを誘い、オフェンスでは2メートル超えが並ぶインサイドから確実にスコアを重ねたい。

文=小沼克年

■ロスター
・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
米須玲音 ※特別指定
青木保憲
篠山竜青
増田啓介
辻直人
マティアス・カルファニ
ニック・ファジーカス
大塚裕土
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

・滋賀(ヘッドコーチ:ショーン・デニス)
ジョナサン・オクテウス
村上駿斗
狩俣昌也
ジョーダン・ハミルトン
晴山ケビン
今川友哲
アンガス・ブラント
野本大智 ※特別指定
伊藤大司
頓宮裕人
前田怜緒

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