一矢報いたい横浜ビー・コルセアーズ、神奈川ダービー勝利へはバックコート陣の活躍が必須

小沼克年

フリーライター

横浜ビー・コルセアーズ

2021.03.24 19:05 T.O.
試合終了
横浜国際プール

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川崎ブレイブサンダース

■横浜ビー・コルセアーズvs川崎ブレイブサンダース（@横浜国際プール）
3月24日19時5分

　横浜ビー・コルセアーズと川崎ブレイブサンダースによる今シーズン4度目、レギュラーシーズン最後の“神奈川ダービー”。ここまでは川崎が無傷の3連勝としているだけに、横浜は今節のホームゲームで勝利を掴みたい。

　前節の横浜は、東地区首位の宇都宮ブレックス相手に善戦したものの2連敗で終えた。第1戦では16本のオフェンスリバウンドを奪われたことが響いて最終スコア66−77。翌日はそのリバウンドで互角に渡り合い、同点で勝負の第4クォーターへ突入したが、惜しくも6点差で敗れた。

　それでもチームは、ケガ人を抱える中でも宇都宮と競り合い、レジナルド・ベクトンが約1カ月ぶりに復帰を果たすなど一定の手応えを掴んだはずだ。川崎戦勝利へ向けては、宇都宮戦で振るわなかった3ポイントシュート確率をどこまで修正できるかが1つのカギ。前節6本の3ポイントを射抜いた須藤昂矢の出場は不透明だが、バックコート陣の奮起が勝利へは必須だ。

　対する川崎は前節、名古屋ダイヤモンドドルフィズのホームに乗り込み1勝1敗。初戦は計84失点に加え、辻直人の3ポイントが7分の0と不発に終わり敗れた。第2戦は辻に代わり篠山竜青を先発起用すると、第1クォーターで24−15の好スタートを切って最終スコア86−80。前日4本しか決まらなかった3ポイントも12本成功まで修正した。

　ダービーマッチ3連勝中の川崎だが、そのうちの2戦は1点を争う接戦となっており、前回の第24節では最終スコア67−65という結果に。今節はロースコアゲームではなく、天皇杯の決勝戦で披露したような多彩なオフェンスを発揮して勝利なるか。

文=小沼克年

■ロスター
・横浜（ヘッドコーチ：カイル・ミリング）
パトリック・アウダ
ケドリック・ストックマン・ジュニア
ロバート・カーター
 レジナルド・ベクトン
 森川正明
 アキ・チェンバース
 森井健太
 秋山皓太
 竹田謙
 須藤昂矢
 エドワード・モリス
 生原秀将
 小原翼