2021.09.24

Bリーグ観戦の達人に聞く!家族や友人と行くBリーグの魅力‼

観戦の達人が家族や友人と観るBリーグの魅力を伝授します [写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

自国開催の東京オリンピックを経て、バスケットボールへの注目度はますます高まっていると言えるだろう。バスケに興味を持っていそうな人たちも誘って、ぜひともBリーグを観戦したい。

しかし、改めて「Bリーグの魅力は何?」と聞かれても、一言ではなかなか表現できないもの。そこでBリーグ応援番組『B MY HERO!』でMCを務めるこにわさんと関根ささらさんにBリーグの楽しみ方や友達を誘うときの決めのワードを聞いてみた。Bリーグ観戦の達人でもあるお二人による、Bリーグ観戦の楽しみ方をチェックしてほしい。

試合前のエンターテイメントが観戦の入口

迫力満点の炎が出る演出などで自然と試合に引き込まれるはず [写真]=B.LEAGUE


「バスケットボールの試合を見たことのない家族や友人を誘うために、Bリーグの魅力を改めて教えてください」との質問に、こにわさんは「バスケのルールを知らなくても全然平気です」と開口一番。その理由は「スポーツ観戦が苦手な人は『ルールを覚えなければいけない』という先入観を持たれていると思うのですが、Bリーグなら大丈夫です。それは試合開始前のパフォーマンスを見るだけでも入場料金のもとが取れるほど、演出が充実しているんですよ。千葉ジェッツは毎回炎が出るし、宇都宮ブレックスなら毎回感動して涙が出そうになるし。各クラブが競うように演出は頑張っているので、ぜひ見てほしいです」と、いきなり熱く語ってくれた。

 関根ささらさんも同様で「Bリーグは試合観戦だけではなく、“エンターテイメント“を見に行く感覚です。ライブパフォーマンスを見に行くイメージでも楽しめるスポーツだと思っています」とこちらも即答。「クラブがそれぞれの特徴を活かした演出をされていますよね。琉球ゴールデンキングスの新しいホーム、沖縄アリーナでは飛行船が飛んだり、プロジェクションマッピングも要チェックです。それに各会場がコート上の選手とファンの距離を綿密に計算して作られているので、その距離の近さや臨場感を感じやすいと思っています」と、アイドルの立場からも、Bリーグの個性豊かな演出を注視しているという。

 さらに関根さんは「バスケは天候に絶対に左右されないので、むしろ天気が悪い日ほど誘えますね。例えばバスケ好きではない友達と遊ぶ約束をしていたとして、当日めっちゃ雨が降っちゃって外で遊べないってなったら、『じゃあ代わりにバスケどう?』と誘える環境は強みじゃないかなと思います」と、アリーナスポーツの特徴にも着目。

 加えて「それと日焼け対策をしなくてもいいのは大きいんですよ。プロ野球やJリーグを見に行くときは、バッチリ日焼け対策をしないと、その後、大変なことになってしまいますが、バスケならまぶしくもないし(笑)」と、女性ならではの視点も披露してくれた。

一流のパフォーマンスが見られるので、試合以外でも十分に楽しめる [写真]=B.LEAGUE

ファンと選手の距離を縮めるSNSをチェック

 これまで特にBリーグに興味を持っていなかった人を“0(ゼロ)”、観戦に赴くことを“1(イチ)”とした場合、何もないところからあるものを生み出すいわゆる『ゼロイチ理論』同様に、そこには大きなハードルが立ちふさがる。しかし、Bリーグにはその障壁を取り払うものがある。それは「選手が発信するSNS」と二人の意見は一致した。

BリーグはSNSがめちゃくちゃ盛んです。本当ここまでSNSが盛りあがっている競技は他にないと思うんですよ。それぞれのクラブや選手が積極的に発信してくれていて、選手同士の絡みもSNS上で見ることができます」と関根さん。

「例えばクラブは違っても出身校の同期や先輩後輩でも絡みもありますよね。こういうことを知っていくと、どんどん“沼”にはまります(笑)。コート上では厳しい表情の選手もSNSで素の顔を見せてくれる。まさに女子が弱いギャップ萌えですよね」

 こにわさんは「BリーグのSNS戦略はすごい!」と力説。特に10秒から15秒程度の試合の1シーンを切り抜いた動画に注目しているという。

「とにかく気になったクラブのSNSを1つフォローしてください。会場に行かなくても、試合の面白い場面が見られます。そうすることでかっこいいダンクをした人を今度はアリーナで見たいと思ってもらえるはず。SNSきっかけで試合会場に行くのもありだと思います。それにしてもBリーグや各クラブも切り抜き動画秀逸です」

友達などBリーグ初心者を誘うときの決めワード5選

 それでは実際に友達を誘うとき、どんな言葉をかければいいのだろうか。そこで、ぜひ使ってほしい“決めワード”を5個、お二人に選んでもらった。どれもBリーグの魅力が隠れた魔法の言葉とも言える。

その1 “にわかファン”大歓迎! “ルールが分からなくても楽しめる”から1回行ってみない?
関根さんいわく「熱心なファンの方がとても親切で、困った顔をしていると声をかけてくれます。初心者も受け入れてくださるので、どんどん飛び込んでほしいですね」と、にわか大歓迎なのです。また、先述した試合前のエンターテイメントはもちろんこと、アリーナによってはコートの上に吊り下げられているビジョンでルール説明をしてくれます。なので、ルールがわからなくても行けば楽しめるようになっているのです!

その2 “かわいいマスコット”と“かっこいい選手”を見に行こう!
 愛くるしい各クラブのマスコットがアリーナでパフォーマンスを披露するだけでなく、ファンを迎え入れてくれます。これも忘れてはならないマストポイント! それと関根さんがオススメなのが「説明は不要ですよね。選手の皆さんは、スタイルが本当に良くてハンサム」。こにわさんは「コートではあまり大きく見えない選手も実際に見ると意外と大きなって思うのでは。大きな選手は信じられないぐらい大きいので、ぜひ自分の目で確かめてください」。

個性豊かなマスコットが迎えてくれる [写真]=B.LEAGUE

その3 “友達同士”でも“ファミリー”でも楽しめる!
 気軽に友達を誘って見に行けるのがBリーグの特徴。また、ファミリーでの観戦の場合、小さなお子さんがいることで尻込みしているバスケ好きのパパもママもいるはず。そんな場合も心配は無用です! 各アリーナにはお子様が遊べるスペースがありますし、中には預けられるサービスを行っているクラブもあります。

家族で楽しめるのがBリーグの特徴の一つ [写真]=B.LEAGUE

その4 アリーナには”美味しいご飯”も”インスタ映えポイント”もいっぱい! 
 アリーナに入れば選手の等身大パネルがあったり、マスコットが迎え入れてくれるとことも多いので、シャッターチャンスを逃さないように要注意! 観客席とコートとの距離が近いので、動画でも写真でも手軽に撮れるのもうれしいところ。また現在は新型コロナウイルスの影響もあり、お酒の販売を自粛していたり、メニューが縮小されていたりしていますが、各アリーナともにグルメが充実。これも見逃せません!

各クラブが趣向を凝らしたグルメを準備している [写真]=B.LEAGUE

その5 “雨が降りそう”ならBリーグ! 旅行のついでにバスケを見に行こう‼
 バスケットボールには天候は関係ありません。Bリーグの試合が行われるアリーナは駅に直結していたり、ほとんど濡れずに中へ入れるところが多いのです。また、日焼け対策をあまりしなくて済むのは女性にはうれしいところ。それにBリーグは北海道から沖縄まで各地に本拠地が点在しています。どこも観光スポットやグルメで有名なところばかりなので、新型コロナウイルスが収束したら、ぜひ旅行を兼ねて観戦に訪ねてみましょう。

Bリーグ応援番組『B MY HERO!』でMCを務めるこにわさん(左)と関根ささらさんがBリーグの楽しみ方を伝授

B1の関連記事