2021.09.23

【B1クラブ展望/京都】昨季築いた土台を生かせるか…“結果”にこだわるシーズンに

小川HC体制2年目でステップアップを目指す京都[写真]=B.LEAGUE
2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 小川伸也ヘッドコーチを迎え、選手も約半数が入れ替わったなか昨シーズンの京都ハンナリーズは新たなスタートを切った。21勝36敗、西地区8位は満足できる数字とは言えないが、大卒1年目の細川一輝がスターターに定着し、アウェーで川崎ブレイブサンダースに連勝するといった成果もあり、土台を作るシーズンとしては悪くなかったと言っていいだろう。

 オフに入ると松井啓十郎レイヴォンテ・ライス寺嶋良といった主軸がチームを離れることとなったが、Bリーグを代表するアシストメーカーの1人である鈴木達也が加入したことと、過去3シーズンにわたってインサイドの柱であったデイヴィッド・サイモンが残ったことは好材料。在籍歴の長い内海慎吾永吉佑也の存在もチームに少なからず良い影響を与えるに違いない。

 ただ、NBA経験者として期待されたジャメル・アーティスを契約解除せざるを得なくなったことは想定外だった。当然ながら新たに外国籍選手を獲得することになるが、合流の時期によってはチーム作りに遅れが生じてしまうことも懸念される。

 予想スターターは鈴木、細川、満田丈太郎ジャスティン・ハーパー、サイモン。オフェンスでは鈴木や満田のスピードを活かした速い展開が期待でき、ハーフコートでもサイモンのポストプレーと細川の3ポイントをうまく活かしたい。ここに新加入の秋山皓太内田旦人が食い込んでくると、チームのローテーションも回るはずだ。

 小川体制2年目の今シーズンは、昨シーズンよりも結果にこだわる必要がある。その過程にフォーカスしつつ、1歩ずつでも着実に階段をのぼる意欲が問われることになるだろう。B1はさらに2クラブ増え、チャンピオンシップ進出争いはますます激しさを増すが、4シーズンぶりのCS進出は決してかなわない目標ではない。

■KEY PLAYER/SG・SF #21 満田丈太郎

[写真]=B.LEAGUE

 キーマンとしては、昨シーズン移籍1年目で45試合にスターター出場した満田丈太郎の名前が挙がる。突出した数字は残していないものの確実にチームにプラスアルファをもたらし、出場機会を確保したことで個人としても一皮むけた感がある。

 細川とともに形成するウィングポジションで他クラブに脅威を与えるために、さらなる成長を期待したいところ。高い身体能力を活かしたドライブやディフェンスを、京都の武器の1つにしたい。

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