2022.05.19
9月30日に2021-22シーズンの幕が開けるBリーグ。今シーズンも熱い戦いが期待されるなか、竹内譲次(大阪エヴェッサ)とシェーファーアヴィ幸樹(シーホース三河)が合同取材に応じた。
昨シーズン西地区で激しい上位争いを演じた両チーム。アルバルク東京から移籍の竹内は、「新しいチームでのチャレンジとなるので、開幕を迎えるのが楽しみです。クラブや大阪の皆さんからの期待を感じているし、使命感にも駆られています」と意気込み。一方、シェーファーは「新しい選手が入ってきて、チームの雰囲気が変わりました。今までとは違うバスケットが見せられるという感覚がありますし、開幕戦で大阪相手にどれだけ通用するのか楽しみ」と語った。
大阪はディージェイ・ニュービル、三河はカイル・コリンズワースという外国籍ガードが所属している。そのため、両チームは高身長の選手で臨む「ビッグラインナップ」を組むことができるが、両者ともそのアドバンテージに手応えを感じているといい、「他のチームに比べてサイズが大きい。プレシーズンゲームでもいろいろ試しましたが、平均195センチのラインナップを組めました」(竹内)、「ウチは平均身長が高いですし、そのうえどこからでも点が取れるというのは昨シーズンから変わらずだと思います」(シェーファー)と自信を深めている。
もちろん、両チームの外国籍ガードが要注意人物であることはともに織り込み済み。竹内はコリンズワースに加え、「チームとして(ダバンテ)ガードナー選手を止めることが重要」と要注意人物を挙げ、「彼を起点に味方へつなげられると三河の強さが発揮されるので、ガードナーに寄りすぎず他の選手を守りたい」とプランを語った。
大阪のニュービルは得点・アシスト面もさることながら、終盤に勝負強さを発揮し、ゲームの流れを引き寄せる力を持っている。シェーファーは「ニュービルの終盤の強さは目立っている」と警戒しつつ、「(大阪には)昨シーズンやられたイメージがある。ファストブレイクの強いチームで、常に狙っている」と速い展開にもちこむ大阪のスタイルに注意を示した。
両チームは昨シーズン4度対戦し、大阪が3勝1敗と勝ち越した。今シーズンも西地区の強豪として激しいつばぜりあいが予想されるが、開幕戦ではどのような試合が披露されるのだろうか。大阪と三河の開幕戦は、10月2・3日におおきにアリーナ舞洲で行われる。
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