2022.01.11

シーホース三河がSNS上の誹謗中傷コメントに対して声明…人権啓発の姿勢をアピール

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 1月11日、シーホース三河は1月3日(月)の京都ハンナリーズ戦後に一部で見られた、SNSでの選手に対する誹謗中傷のコメントに対する見解を発表した。

 公式HPでは、確認された侮辱的、人種差別的な投稿に対して「他人を差別し、誹謗中傷することは、いかなる理由があろうと正当化されず、スポーツマンシップに則り真摯にプレーしている選手たちへの冒涜は、決して許容される行為ではありません」との姿勢を強調。

 続けて、対戦相手の京都と同様に「シーホース三河は選手の尊厳と誇りを毀損し、応援してくださるファンの皆さま、そして多くのステークホルダーの皆さまを間接的に傷つける差別・誹謗中傷に断固として反対します」と断言した。

 また、三河は2021年に「Cheer with smile,Cheer with respect -差別・誹謗中傷をなくそう-」を宣言していることや、「シーホース三河との人権スポーツ教室」といった取り組みから、地域住民に対しての啓発活動も積極的に行なっていることも改めてアピール。

 これらの活動については、「シーホース三河は今後もリーグ、他クラブ、関係者の皆さまと連携しながら、バスケットボールを通じた差別・誹謗中傷の撲滅や、人権啓発に向けた活動を継続していきます」と明言し、自らのホームタウンをよりよいものにしていくことを宣言した。

 最後には、「なお、この度の発信はプロスポーツクラブとして、SNSなどにおける叱咤激励、批判を含むご意見の自粛を希望するものではありません」と、選手に対するクリーンな応援を促していた。

 

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