2022.01.25

【大阪vs三河】開幕戦以来の顔合わせ…ハントが復帰の大阪は得意の速攻から得点を重ねたい

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

大阪エヴェッサ vs シーホース三河(@おおきにアリーナ舞洲)
1月26日19時5分

 開幕節では1勝1敗。西地区6位の大阪エヴェッサと、同5位のシーホース三河が今シーズン2度目の対戦を迎える。

 大阪は前節、アルバルク東京に2連敗を喫した。両日ともに得点は80点に届かず、失点は90点を越えた。1試合平均40本のリバウンドを奪うチームだが、第1戦では34本、第2戦は29本しか取れず、得意とする速攻からの得点も1ケタのみ。新型コロナウイルス感染症の影響でチーム活動に制限があった中、持ち味を発揮することができなかった。

 ただ、ポジティブな要素もある。この試合よりインサイドの要であるカイル・ハントが復帰。アイラ・ブラウンデイビッド・ドブラスの負担が軽減されれば、開幕戦を70-67で勝ったようにペイントエリアを中心に強みを取り戻すことができるだろう。

 一方、シーホース三河は前節、富山グラウジーズに1勝1敗。第1戦を落としたものの、第2戦は競り勝った。カイル・コリンズワースを欠く中、リバウンド争いで奮闘し、終盤には好守から長野誠史ジェロード・ユトフがシュートを決め切った。相手のターンオーバーを得点に結びつけ、屈強なインサイド陣の富山にペイントエリアで引けを取らなかった戦いぶりは、今節の大阪戦に弾みがついたに違いない。

 また、大ケガから約9カ月ぶりに戦列復帰した橋本晃佑の存在は、チームにとって心強い。出場時間は5分にも満たなかったが、203センチの高さと3ポイントを武器にしたパワーフォワードのコンディションが上向けば、攻防両面で追い風になるだろう。

文=大橋裕之

■ロスター
・大阪(HC:天日謙作)
青木龍史
エリエット・ドンリー
ジャワラジョセフ
デイビッド・ドブラス
ザック・モーア
高島紳司 ※特別指定
中村浩陸
橋本拓哉 ※インジュアリーリスト
竹内譲次
合田怜
飯尾文哉 ※特別指定
カイル・ハント
ディージェイ・ニュービル
木下誠
アイラ・ブラウン

・三河(HC:鈴木貴美一)
柏木真介
細谷将司
カイル・コリンズワース
長野誠史
ジェロード・ユトフ
根來新之助
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

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