2023.08.07

大宮宏正が自身のツイッターで現役引退を発表「みんなを元気にする太陽になります」

現役引退を発表した大宮宏正[写真]=B.LEAGUE
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 8月7日、大宮宏正が自身のツイッターを更新し、2022ー23シーズンをもって現役を引退することを発表した。

 栃木県出身で現在39歳の大宮は、197センチ99キロのパワーフォワード。専修大学を卒業後、2007年に三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(現:名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)に入団。その後は、リンク栃木ブレックス(現:宇都宮ブレックス)、アイシン シーホース(現:シーホース三河)、熊本ヴォルターズでプロとしてのキャリアを積み重ね、琉球ゴールデンキングスBリーグ開幕を迎えた。2017年から名古屋Dで1シーズンを過ごしたのち、千葉ジェッツへ移籍。昨シーズンから三遠ネオフェニックスを新天地としたが、1試合の出場のみにとどまった。

 ツイッターでは「遅くなりましたが本日付で引退を発表させて頂きます」という言葉から、プロバスケットボール選手として過ごした17年間を回想。「最高でした!!なんて実は全く思っていません。後悔の塊です。今が正解と自分に嘘をついて前に進んできたのも事実です。もっと活躍するはずだったし、もっと稼ぐはずでした。性格的にこんな人間なので色々人の分も被って損してきました」と長きにわたる選手生活への本音もつづった。

 それでも、「これからは僕が誰かに『君ならできる』って声をかけてあげる人になります。嫌なことがあったら僕を検索してください。成長して、みんなを元気にする太陽になりますから」と選手生活で感じたことを引退後の生活に還元していくことを示した。文末では「いつも声をかけてくれる先輩達、僕をプレーさせ続けてくれた家族のみんな、そしてチームの皆皆さま。今もそばにいてくれるファンの皆さん。ありがとう。これからもよろしくお願いします」と感謝の言葉を述べた。

 また、この発信に対し千葉Jでともにプレーをした富樫勇樹(千葉J)、晴山ケビン島根スサノオマジック)などもコメント。17年間の現役生活に多くの人々から労いの言葉が寄せられている。

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