2024.06.19

神戸がFAの山本楓己と契約合意…無所属からプロ入りした苦労人、古巣信州に感謝

2023-24シーズンは信州でプレーしていた山本楓己[写真]=B.LEAGUE
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 B2リーグの神戸ストークスは6月19日、信州ブレイブウォリアーズから自由交渉選手リストに公示されていた山本楓己と、2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

 8月に26歳の誕生日を迎える山本は、177センチ77キロのポイントガード。地元・愛知県の安城学園高校から名古屋学院大学へ進学し、2年間の無所属期間を経て練習生として琉球ゴールデンキングスに加入。信州と選手契約を結んで迎えた2023-24シーズンはリーグ戦38試合に出場し、1試合平均8分59秒のプレータイムで2.3得点0.5リバウンド1.5アシストをマークした。

 今回の移籍発表に際して、山本は「はじめに1年という短い間でしたが、応援ありがとうございました。 大学卒業後2年間のチーム無所属、1年間の練習生。こんな状況で、もう一度練習生からでも所属させてもらいたいと思い、長野に来ました。1年を終えて感じることは、このチームのカルチャー、マイケルさんのバスケットボール、チームメイト、ブースターの方々。本当に全部が好きだったんだなということです。僕にとってのプロキャリアのスタートが『信州ブレイブウォリアーズ』で本当に良かったです。 チームは変わってしまいますが、頭の片隅で僕を応援してもらえたらうれしいです。頑張ってきます」と、ファンも含めた信州の関係者へ感謝。

 また、移籍先となる神戸の関係者に対する謝辞も述べ、「チームの勝利に貢献できるよう、そして日々成長できるように頑張ります」と、新天地での活躍を誓った。

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