2022.07.30

開志国際が地元代表・尽誠学園を40点差で破りベスト4へ/インターハイ2022

開志国際が尽誠学園を破り、準決勝への切符を手にした [写真]=伊藤 大允
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 7月30日、香川県の高松市総合体育館会場で「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)男子の部」の準々決勝が行われ、開志国際高校(新潟県)が尽誠学園高校(香川県)と対戦した。

 開志国際は序盤こそ尽誠学園に主導権を握られるも、介川アンソニー翔やバシール・ファイサル・モハメッドらが着実に得点。第1クォーター中盤に逆転を果たし、21-16で最初の10分間を終える。

 続く第2クォーターも、固い守備からの速攻や平良宗龍の3ポイントで開志国際がリードを広げていく。終盤にかけてさらに得点ペースは加速し、この10分間で32得点をマーク。53-36と17点差で試合を折り返す。

尽誠学園の宮崎忍[写真]=伊藤 大允


 後半も試合は開志国際ペースで進行。第3クォーター開始早々に点差を20点台に載せると、その後も日下野アスカのドライブからの得点などでスコアを伸ばし、77-51で最後の10分間へ。

 最終クォーターも開志国際は主導権を譲らず。中島遙希らが積極的なアタックでフリースローを獲得すれば、武内優空の3ポイントも決まり、着実に点差を広げにかかる。終盤まで攻勢は緩まず、このクォーターだけで31得点。最終スコア108-68で開志国際が準々決勝突破を決めた。

 開志国際は平良が19得点、武藤俊太朗とモハメッドがともに14得点をマーク。一方、尽誠学園は竹田造が18得点、宮崎忍が17得点を挙げるも、ベスト4進出はならなかった。

■試合結果
尽誠学園高校 68-108 開志国際高校
尽誠学園|16|20|15|17|=68
開志国際|21|32|24|31|=108