2022.11.19

福大大濠が明成に競り勝ち連勝を「5」に…湧川颯斗が25得点13リバウンドのダブルダブル/U18トップリーグ男子

25得点13リバウンドのダブルダブルを記録した湧川颯斗(右)[写真提供]=日本バスケットボール協会
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 11月19日、東洋大学総合スポーツセンターで「U18日清食品トップリーグ2022(男子)」が行われ、福岡大学附属大濠高校(福岡県)が仙台大学附属明成高校(宮城県)と対戦した。

 立ち上がりにビハインドを背負った福岡大附属大濠は、広瀬洸生の積極的なドライブや湧川颯斗のジャンプシュートなどで徐々に流れを作り、リードを獲得。相手の八重樫ショーン龍を止められなかったが、21-17と優位に立って第1クォーターを終えた。

 第2クォーターは序盤こそ連続得点を許して再びビハインドを背負ったものの、広瀬(洸)や湧川(颯)の活躍で逆転に成功。前半終了間際には芦田真人の3ポイントシュートも決まり、38-35でハーフタイムに突入した。

 後半に入ると、ギアを上げて相手を突き放し、リードを拡大。第3クォーターを16-8と上回ると、54-43で始まった第4クォーターでも大きく崩れることはなく、副島成翔や広瀬(洸)が得点を挙げて優位を維持した。最後まで逆転を許さず、76-70で勝利を収め、U18日清食品トップリーグでの連勝を「5」に伸ばした。

 福岡大附属大濠はエースの湧川(颯)が25得点13リバウンド、副島が12得点14リバウンドと、そろってダブルダブルを達成。さらに、広瀬(洸)が15得点、湧川裕斗が14得点を挙げたほか、広瀬孝一が3得点ながら12リバウンドを記録するなど、献身的な活躍が光った。対する仙台大附属明成は八重樫が27得点、内藤晴樹が21得点と能力の高さを見せたが、勝利とはならなかった。

■試合結果
福岡大学附属大濠高校(福岡県) 76-70 仙台大学附属明成高校(宮城県)
福大大濠|21|17|16|22|=76
仙台大明成|17|18|8|27|=70