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京都精華学園高校(京都府)の初優勝で幕を閉じた「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」女子の部。本稿では、決勝終了後に発表された大会ベスト5の選手たちが、今大会においてどのような成績を残したのか。各回戦における成績を中心に振り返っていく。女子部門第2回となる今回は、準優勝・札幌山の手高校(北海道)の岡井遥香をピックアップする。
・1回戦 105○51 三田松聖高校(兵庫県)
∟28分42秒出場/18得点/3P 0/1/5リバウンド/1アシスト/8スティール/1ブロック
・2回戦 106○83 済美高校(愛媛県)
∟18分2秒出場/23得点/3P 1/2/9リバウンド/0アシスト/1スティール/0ブロック
・3回戦 100○96 明星学園高校(東京都)
∟34分45秒出場/25得点/3P 4/7/3リバウンド/2アシスト/1スティール/0ブロック
・準々決勝 92○76 千葉経済大学附属高校(千葉県)
∟34分14秒出場/32得点/3P 3/7/7リバウンド/0アシスト/3スティール/1ブロック
・準決勝 98○68 岐阜女子高校(岐阜県)
∟29分53秒出場/21得点/3P 3/8/2リバウンド/2アシスト/2スティール/1ブロック
・決勝 81●99 京都精華学園高校(京都府)
∟17分18秒出場/4得点/3P 0/3/1リバウンド/1アシスト/1スティール/0ブロック
・合計:162分54秒出場/123得点/3P 11/28 39.3%/27リバウンド/6アシスト/16スティール/3ブロック
森岡ほのかとともに、1年次から札幌山の手の一員として全国大会を戦ってきた岡井。今大会は森岡と双璧を成す得点源として、11年ぶりの決勝進出を果たしたチームをけん引する活躍を見せた。
2回戦では、わずか18分のプレータイムでチームトップの23得点を挙げる効率性の高さを披露。3回戦以降は3ポイントを積極的に試投し、内外問わない得点能力の高さを発揮した。
また、守備面での活躍も特筆に値するもので、1回戦で記録した8スティールは、今大会の1試合最多記録。大会を通して記録した16スティールという数字も、今大会トップの記録となった。
6試合で記録した123得点という記録は、チームメートの森岡に次いで今大会2位の記録。森岡に限らず岡井もまた、世代を代表するオールラウンダーとして大会を沸かせた選手の一人だった。