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激戦に勝利した北陸学院［写真］＝小沼克年
7月25日、北海道で「令和5年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会（インターハイ）男子の部」が開幕し、1回戦で北陸学院高校（石川）と美濃加茂高校（岐阜）が対戦した。
試合は北陸学院が3ポイントで先制に成功するも、美濃加茂は豪快なアリウープダンクを見せるなどインサイドで優位を握る。それでも要所で長距離砲を沈めた北陸学院が、第1クォーターを16－15と一歩リードして終えることに。
第2クォーター、北陸学院は一転して中長距離のシュート精度に苦しみ、美濃加茂に逆転を許してしまう。しかし、23－30まで点差を広げられてからは怒涛の反撃を開始。続け様の3ポイントやスティールからの速攻であっという間に逆転し、43－32と11点リードで試合を折り返すことに。
インサイドで存在感を放った美濃加茂のフェイバー［写真］＝小沼克年
最後の10分間、北陸学院は美濃加茂のインサイドの強さに苦戦しながらも、ディフェンスと3ポイントで粘り強く追走する。すると、試合時間残り1分59秒時点でスティールからの速攻が決まり、ついに逆転に成功。その後、再び美濃加茂に勝ち越しを許すも、試合時間残り7秒に値千金のディープスリーを沈めて再逆転。最終スコア81－79で北陸学院が大接戦を制し、2回戦へと駒を進めた。
北陸学院は小野蓮太と林龍亮がともに4本の3ポイントを含む16得点。美濃加茂はエブナ フェイバーが39得点27リバウンドと圧倒的なスタッツを残すも、悔しい敗戦を喫することとなった。
■ インターハイ2023・男子1回戦
北陸学院 81－79 美濃加茂
北陸学院｜16｜27｜14｜24｜＝81
美濃加茂｜15｜17｜27｜20｜＝79
