2023.07.24

U19女子ワールドカップ2023が閉幕…アメリカが開催国スペインを3点差で下して3連覇

大会3連覇を果たしたU19女子アメリカ代表[写真]=fiba.com
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 7月15日から23日にかけて、スペインで「FIBA U19女子バスケットボールワールドカップ2023」が開催された。

 決勝の舞台ではアメリカとスペインが激突。第1クォーターではアメリカ、第2クォーターではスペインが試合の流れをつかむと、34-34の同点で試合を折り返した。アメリカの2点リードで第4クォーターを迎えるが、試合残り45秒にスペインに同点とされる。それでも、アメリカが残り22秒に勝ち越しに成功し、最後は69-66で激闘を制した。

 2019年、2021年に続き、3連覇を果たしたアメリカは、通算10回目の優勝を手にした。一方、開催国として臨んだスペインは、通算3度目となる決勝での敗退を喫し、初優勝にはまたしても一歩及ばなかった。

開催国として準優勝を果たしたスペイン[写真]=fiba.com

 また、3位決定戦ではカナダフランスが対戦。5点ビハインドで第4クォーターを迎えたカナダだったが、最後の10分間で巻き返し、68-68でオーバータイムへ突入する。延長戦では中盤から試合終了にかけて、カナダが10-0のランを作り、80-73でフランスを撃破。2017年大会以来となる2度目の銅メダルを獲得した。

 今大会の最優秀選手にはスペインのイヤナ・マルティン・カリオンが選ばれた。決勝では惜しくも敗れたが、平均16.1得点2.7リバウンド3.3アシスト2.6スティールと躍動。また、オールスター5にはマルティン・カリオンに加え、アメリカのジョイス・エドワーズとハンナ・ヒダルゴ、カナダのトビー・フルニエ、フランスのレイラ・ラカンが選出されている。

オールスター5には優勝したアメリカから2選手が選ばれた[写真]=fiba.com

 6位で大会を終えたU19女子日本代表は、大脇晴(東京医療保健大学2年)が総得点で105得点(平均15.0得点)を記録し、今大会の13位タイにランクイン。また、都野七海(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)は平均4.7アシストを挙げ、4位に名を連ねた。

 今大会の最終順位は以下のとおり。

■「FIBA U19女子バスケットボール ワールドカップ2023」最終順位
1位:アメリカ
2位:スペイン
3位:カナダ
4位:フランス
5位:マリ
6位:日本
7位:チェコ
8位:リトアニア
9位:オーストラリア
10位:ドイツ
11位:イタリア
12位:エジプト
13位:中国
14位:ブラジル
15位:チャイニーズ・タイペイ
16位:アルゼンチン

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