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12月23日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開幕。女子1回戦では、日本航空高校石川(石川県)が武蔵野の森総合スポーツプラザで仙台大学附属明成高校(宮城県)と対戦した。
大会初出場の日本航空石川は、第1クォーターからアデバンジョ ブレッシングが18得点9リバウンドの活躍でインサイドを支配すると、第3クォーターでは辰巳緒花らの連続得点でゲーム最大の43点リードに到達。第4クォーターは6-25と反撃を受けるも、最終スコア79-63で2回戦進出を決めた。
初出場のウインターカップで初勝利をつかんだ日本航空石川。キャプテンを務める辰巳は試合後のメディア対応で、「インターハイの初戦では自分たちのプレーができずに負けてしまったので、ウインターカップはとりあえず1戦、1戦勝ち上がろうという気持ちで。まずは一つ勝利をつかめたのでうれしいです」と喜びを見せた。
会場入りの際は緊張も入り混じっていたと話す辰巳は、「第1クォーターから自分たちのプレーができた」とコメント。34点のリードに成功した前半から、後半はやや失速する試合運びにはなったものの、「最後までチーム一丸となって勝ち切れたので、初戦を突破できてすごくうれしかったです」と試合を総括した。
2回戦の相手は今年のインターハイで4強入りの札幌山の手高校(北海道)。日本航空石川にとって越えなければならない壁であり、辰巳は「今日出た課題をしっかりと反省して、自分たちの悪いところを一つでも改善したい」と意気込んだ。
「集大成としての経験ができたので、これからの進学にもつなげていきたい」と、3年目にしてつかんだ冬の大舞台への気持ちを語った辰巳。「まだ終わらないぞ」と勝利への執念を見せるなか、明日の札幌山の手戦で白星をつかむことはできるだろうか。