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怒涛の3ポイント攻勢で機先を制した土浦日大[写真]＝伊藤大允
12月27日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は大会5日目を迎え、東京体育館で行われた男子準々決勝で日本航空高校（山梨県）と土浦日本大学高校（茨城県）が対戦した。
立ち上がりは土浦日大がインハイ王者の日本航空相手に試合を支配。齋藤翔太を中心に、チームとして第1クォーターだけで8本の3ポイントを決めるなど躍動し、38－20と18点のリードを得る。しかし、第2クォーターに入って3ポイントの確率が落ち始めると、途端に試合は日本航空のペースに。45－41と4点差まで詰められて後半へ。
第3クォーター、序盤とは一転して3ポイント精度に苦しむ土浦日大に対し、日本航空はオルワペルミ ジェラマイアを中心に得点を重ね、早々に逆転に成功。それでも土浦日大は粘り強く追走し、第4クォーター途中に齋藤の3ポイントで再逆転を果たす。すると深澤桜太の3点プレーなども飛び出し、一気に点差は拡大。最終スコア94－85で土浦日大がインターハイ王者の日本航空を破った。
土浦日大は齋藤が30得点8リバウンド9アシスト、北條勇吹が18得点9アシスト、深澤が17得点11リバウンド、大川亜哩が11得点18リバウンドを記録。チームとしては1試合を通して51本の3ポイントを放ち、16本を成功させた。一方の日本航空はジェラマイアが38得点23リバウンドをマークするも、ウインターカップは準々決勝敗退という結果となった。
■ウインターカップ2023・男子準々決勝
＜東京体育館・カップヌードルコート＞
日本航空 85－94 土浦日本大学
日本航空｜20｜21｜21｜23｜＝85
土浦日大｜38｜7｜12｜37｜＝94
