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阪南大高が仙台大明成を破りインハイ2回戦進出…留学生ゴッツウィルが攻守に存在感

要所で存在感を示した阪南大のゴッツウィル[写真]=佐々木啓次
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 8月4日、福岡県福岡市で開催されている「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の男子1回戦が照葉積水ハウスアリーナで行われ、仙台大学附属明成高校(宮城県)が阪南大学高校(大阪府)に74-65で勝利した。

 阪南大は開始3分で8-0のランを見せる好スタートをきると、留学生のンワンクォ チネドゥ ゴッツウィルがリング下で攻守に存在感を発揮。第2クォーターも両チームともに厳しいディフェンスをみせるなか、33-21と阪南大がリードを広げて折り返した。ハーフタイム明けの第3クォーターは、仙台大明成も小田嶌秋斗らガード陣を中心に反撃し、同残り6分時点で4点差まで詰め寄ったが、42-49と阪南大の背中を捉えきれず。勝負の第4クォーターも阪南大が2桁点差まで広げる好スタート。阪南大が最後まで豊富な運動量でリードを守りきり、2回戦進出を決めた。

 勝利した阪南大は、ゴッツウィルがゲームハイの32得点17リバウンド2ブロックとペイント内で躍動。3本の3ポイントを含む19得点を挙げた松本星希、11得点の池野照汰も含めた3選手が2桁10得点をマークした。仙台大明成は11本中5本の3ポイントを決めた小田嶌が21得点、三浦悠太郎が13得点、今野瑛心が10得点とスターターが奮闘し、チームリバウンド数も40-46と競り合ったが、あと一歩及ばなかった。

 激しい攻防に競り勝った阪南大は、明日5日13時20分から福岡市民体育館にて行われる第3試合で、桜丘高校(愛知県)を下した羽黒高校(山形県)と対戦する。

■試合結果
<インハイ男子1回戦>
阪南大学 74-65 仙台大学附属明成
阪南|19|14|16|25|=74
明成|10|11|21|23|=65

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